焼津市立総合病院

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その他のご案内

医学生の方へ


過去の病院実習報告


【期間】平成30年5月7日〜18日まで
【実習診療科】 脳神経内科、救急室、外科
【実習内容】  病棟・救急室・手術の見学、カンファ、回診、セミナーなど

 今回病院実習ということで主に脳神経内科を2週間回らせていただきました。脳神経内科では、指導医と研修医の先生のもと多くのことを体験させていただきました。毎朝カンファに参加させていただいたり、その後の回診では患者さんの神経所見を少しとらせていただいたり、他にもいろいろな手技を解説してもらいながら見学させていただきました。
 また、担当患者を割り当ててもらい、その患者さんの病態に関して検査結果や診察を元にいろいろと教えていただき、非常にためになる実習になりました。
病院実習風景
 脳神経内科以外でも多くの先生に声をかけていただき、透析や、頭部血管造影の様子などを見学することができ、他にも研修医の先生と一緒に採血の練習などをさせてもらい、実習診療科以外でも様々な体験をさせていただきました。
 夜間救急に関しては、2回参加させていただきました。外傷の患者の割合が多く、大学の救急とはまた違った雰囲気の救急を経験できました。また忙しい中でも上級医や研修医の先生にはこれから研修医になったときに救急で必要な知識や手技に関していろいろと教えていただき、非常に参考になりました。
 また週に一度あるランチョンセミナーでは、おのおのが救急で体験した症例をいくつか発表し、それに関して議論することで、自分の体験していない症例に関しても理解を深めることができ多くの症例を学ぶことができました。
 今回、実習期間2週間を通して焼津市立病院の病院自体の雰囲気に関しても実際にみて感じることができました。先生同士の横のつながりや縦のつながりが密接で、全員が誰に対しても話しかけやすい雰囲気があり、非常に居心地のいい病院だと思いました。
 2週間という短い間でしたが、本当にいろいろなことを見学、体験させていただきました。今回の実習で学んだことをこれからに生かしていけるよう頑張っていきたいと思います。
 2週間本当にありがとうございました。

       浜松医科大学医学部医学科6年  O.S



【期間】平成30年4月16日〜27日まで
【実習診療科】 脳神経内科、救急室、外科
【実習内容】  病棟見学、カンファ、手術見学、救急室見学など

 脳神経内科を中心に2週間実習をさせていただきました。脳神経内科では、指導医、研修医の先生方について朝のカンファレンスから参加させていただきました。脳神経内科では、患者のプロブレムを先生方と挙げて、それについて患者のもとで診察をしたり、検査結果を確認したり、教科書で勉強するということをこの2週間さまざまな症例で繰り返し実践させていただくことができました。まだまだ卵にすらなっていないような実習生の意見を先生方が真摯に受け止めてくださり、検査や治療に反映してくださったのは、本当に嬉しかったです。そのような誰でも発言できるような雰囲気や体制はとても研修先として魅力に感じました。 病院実習風景
 また、期間中に昼救急、夜間救急の実習も参加させていただきました。お忙しい中、上級医の先生や救急看護師の皆さんがいろんなアドバイスやレクチャーをしてくださったおかげで非常に充実した実習にすることができました。
 外科見学でも、先生方や手術室の看護師の方々に非常にお世話になりました。先生方と看護師の皆さんの距離も近く、良いチームワークで手術に臨むことのできるような環境だなと感じました。
 実習を通してですが、最も印象に残ったのは、院内で先生やスタッフ同士が必ず挨拶をするところです。事務の方々や検査部の方、清掃担当の方まで院内ではお疲れ様ですという声がどこからでも聞こえて来ます。本当に素晴らしいなと思いました。
 2週間という短い期間でしたが、たくさんのことを学び、吸収できたのはご指導してくださった先生方や実習をサポートしてくださったスタッフの皆さん、そして夜の面倒(?)まで見てくださった素晴らしい研修医の先生方のおかげです。今回の経験を今後の研修に活かしていきたいと思います。
 2週間お世話になりました。誠にありがとうございました。

        浜松医科大学医学部医学科6年  M.Y



【期間】平成30年1月22日〜2月2日まで
【実習診療科】 総合診療内科、救急室、小児科
【実習内容】 カンファ、外来見学、夜間救急室見学など
 総合診療内科を中心に2週間見学実習をさせていただきました。総合診療内科では、毎朝のカンファで各症例の病態や治療方針について詳しく説明していただけました。大学病院では見られない市中病院ならではの医療を見学でき、非常に勉強になりました。
 実習が終わって体力が許す日は、夜間救急も見学させていただきました。夜間救急は様々な主訴の患者さんがひっきりなしに来院されるので、「病歴や身体所見から鑑別疾患を上げつつ、治療と検査を進めていく」いいトレーニングになりました。お忙しい中、研修医の先生や上級医の先生方にいろいろと教えていただき、非常に勉強になりました。また研修医の先生方のファーストタッチの様子を見学したことで、1年後に研修を開始する自分の姿を具体的にイメージでき、刺激にもなりました。
 また、総合診療科以外に小児科の見学もさせていただき、帝王切開のオペに参加させていただきました。帝王切開を見たのは大学の産婦人科実習以来だったのですが、新しい生命の誕生を間近で見る経験は非常に感動的でした。小児科は将来の自分の志望科の候補の一つだったのですが、この実習を通して益々小児科への興味がわきました。
 さらに実習が終わった後には、先生方に夜ご飯に連れて行ってもらい、焼津の味に舌鼓を打ちつつ、色々なお話を伺うことが出来ました。自分の将来の進路を考える上で、非常に参考になりました。
 2週間の実習を通して、大変貴重な経験をさせていただきました。今回の経験を今後の実習、ならびに初期研修に活かさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。

       東京大学医学部医学科5年 Y.K



【期間】平成30年1月9日〜1月19日まで
【実習診療科】 総合診療内科
【実習内容】 カンファ、救急室見学など

 エレクティブクラークシップの一環として、2週間総合診療内科で実習させていただきました。
 実習では毎朝のカンファから参加させていただき、様々な症例について先生方に丁寧に解説していただきながら日々の経過を追うことができました。大学では基本的に各科で1〜2症例しか扱わないので、今回のように一度に多くの症例に触れられたのはいい経験となりました。
 また、暇があれば救急室で実習させていただいたのですが、ファーストタッチで研修医の方々が診療にあたる姿を見て、救急医療においてどのような考え方で診療を進めていくのかについて理解が深まりました。1週間の救急症例を研修医の方々と指導医の先生方とで振り返る機会もあり、実践的な知識を得ることができたと思います。
 実習が終わると先生方に声をかけていただいてお食事をご馳走になりながら、将来の進路の参考となるような貴重なお話を伺うことができました。多くの先生方にフレンドリーに声をかけていただき、有意義で楽しい実習でした。
 2週間ありがとうございました。

       東京大学医学部医学科5年 I.H



【期間】平成29年1月23日〜2月3日まで
【実習診療科】 総合診療内科
【実習内容】 カンファ、救急室見学など

 総合診療内科では、救急室で当直に入った時に診た肺炎の患者さんを、総合診療内科の病棟でも引き継ぎ担当し、先生がたと相談したり呼吸器カンファでプレゼンしたりして治療方針を考えることができたのは、とても勉強になりました。救急室では多種多様な症例を診ることができただけでなく、行く度に違う先生がいらしたので、多くの先生がたと交流を深めることができました。
 そして、先生がたにはお食事や講演会、市内観光などにも連れて行っていただき、多くの先生がたとお話しできたことで、将来の進路を考える上で貴重なお話を伺うことができました。
 大学ではまずできないような実践的な実習であり、貴重な経験になりました。2週間ありがとうございました。

       東京大学医学部医学科5年 H. N
総合診療内科カンファレンス



【期間】平成29年1月16日〜1月27日
【実習診療科】 産婦人科

 私が貴院での実習を志望した理由は、産婦人科の手術件数が多く、豊富な症例を経験できるという点に魅力を感じたからです。実際、以下に挙げるような多数の手術を見学させて頂きました。
・腹式/腹腔鏡下 卵巣嚢腫摘出術
・腹腔鏡下/腹式 単純子宮全摘出術
・腹式子宮筋腫核出術
・子宮鏡下子宮筋腫切除術
・子宮頸部円錐切除術
・帝王切開術(既往,骨盤位,前置胎盤,気胸+PIH妊娠,双胎)
・子宮付属器悪性腫瘍手術
病院実習の見学
 手術の他にも、外来、経膣分娩、子宮内反症に対する緊急処置、入院患者さんの処置など産婦人科での幅広い診療に参加させて頂きました。お忙しい中呼んでくださったり解説してくださったりしたことに、とても感謝しております。
 
 さらに、皆様のご配慮もあり、一度救急にて準夜勤に参加させて頂きました。そもそも救急の実習が初めてということもあり、始めはただ研修医の先生についていくだけで精一杯でした。しかし、様々な先生や看護師の方が色々なことを教えてくださったため、とても勉強になりました。また、研修医の先生方がバリバリ働いている姿を見て、とても刺激になりました。

 また、実習の内容とは離れますが、当直室の用意や掃除など環境面でのサポートも大変助かりました。ありがとうございました。
 最後になりますが、焼津市立総合病院での実習は、これからの自らのモチベーションや進路選択につながるものであり、とても貴重な経験になったと思います。
 将来ご縁があり貴院で働かせて頂くこととなれば、とても光栄です。
 今後とも精進してまいります。どうもありがとうございました。

       東京大学医学部医学科5年生  D.H



【期間】 平成29年1月10日〜1月20日まで
【実習診療科】 総合診療内科、救急室
【実習内容】 外来見学、カンファ、回診見学など

 エレクティブクラークシップの一環として2週間実習させていただきました。
 毎朝のカンファでは各症例について細かく説明していただき、2週間に渡って経過を追って勉強することで教科書だけでは学ぶことのできないことを多く学ぶことが出来ました。
 病棟での業務を朝から夕方まで体験できる機会は、これまでにあまりなかったので非常に有意義でした。
 救急室では初期研修医の方々もファーストタッチを盛んに行っており、お忙しい中しっかりと説明してくださいました。大学病院などとは異なり焼津市内の救急患者がバイアスなく来られるので、頻度の高い疾患に対する診かた・考え方を身に付けることが出来たかと思います。
 夜は先生方に色々な所へ連れて行ってもらい焼津の美味しい食べ物を御馳走になったことや、自転車をお借りして焼津市内を一周してみたのも良い思い出です。病院内周辺の散歩にご一緒させていただいたのも楽しかったです。
 2週間ありがとうございました。

         東京大学医学部医学科5年生  H.M



 ◆朝のケースカンファ、勉強会に参加して感想  平成28年1月22日

(研修医の先生による症例報告と考察、ディスカッション)
 自分が経験した症例についてプレゼンする際に重要なのは「根拠を提示すること」であると学んだ。検査のオーダー、検査所見の解釈、治療方針の決定、薬剤の変更など、診療過程で下した判断には必ず根拠がありそれを一つ一つ明確に示していくことでストーリーとなり聞いている側が理解しやすい。
 これと同じ意味でカルテには「assessment」「plan」を区別して記載するのが大切だと学んだ。

          東京大学医学部医学科5年 Y.M

   【期間】 平成28年1月4日〜1月15日まで
   【実習診療科】 泌尿器科
   【実習内容】 手術見学、カンファ、外来見学、救急室見学など

 今回、大学のエレクティブ・クラ−クシップの一環として、泌尿器科にて2週間実習させていただきました。
 泌尿器科における主要な手術をたくさん見学させていただいたほか、毎朝のカンファや膀胱鏡などの検査もたいへん勉強になりました。
 また、焼津市立総合病院泌尿器科の特色の一つある血液浄化療法部門の見学やシャント関連の手術見学も非常に興味深かったです。
 実習中は先生方が丁寧に解説してくださったり、可能な範囲で手技を体験させていただいたり、とても充実した実習となりました。
 実習外でも、泌尿器科の先生方や初期研修医の方々に食事に連れて行っていただき、貴重なお話を伺うことが出来ました。
 今回の実習でお世話になった方々にはたいへん感謝しております。
 またお会いできる日を楽しみにしています。本当にありがとうございました。
                                                  
 ◆朝のケースカンファ、勉強会に参加して  平成28年1月8日

  (研修医の先生による症例報告と考察、ディスカッション)
  【内容】発熱・痙攣・意識障害を主訴に救急外来を受診した45歳男性の症例
  ・救急外来に到着した時点でまず行わなければならない処置について知ることが出来た。
   また鑑別診断を進めるにあたって必要な検査の流れを考えることが出来た。
  ・重症熱中症の合併症について理解出来た。
  ・限られた情報しかない中でも適切な処置が出来るようになるために、今後の実習においても自分だったらどのような
   処置をしてどのような検査をオーダーするか等をしっかり考えていきたいと思った。

         東京大学医学部医学科5年 C.H
【期間】 平成27年1月5日〜1月16日まで
【実習診療科】 泌尿器科ほか
【実習内容】 外来見学、手術見学、カンファ、救急室見学など

◆学外臨床実習を受けて
 今回2週間の間、焼津市立総合病院にお世話になりました。
 泌尿器科を主に外科系の診療科を見学させていただきました。
 各科の先生方とも親身に接していただき、ありがとうございました。特に泌尿器科において手術もたくさん見ることが出来たほか、検査や処置、透析などをじっくり研修医の先生とともに勉強できたことが、とても助かりました。
 救急室見学でも1年目の先生とたくさん情報交換できて、また忙しい場面も見学出来ました。
 県のセミナーにも参加させていただき、満足な2週間でした。
 欲を言えば交通費を出していただけたらと思いますが、差し引いても充分にタメになるものでした。
 ありがとうございました。

  O.A(大阪大学医学部5年)
                                         
【期間】 平成26年4月21日〜5月2日まで
【実習診療科】 総合診療内科
【実習内容】 外来見学、カンファ、救急室見学

 臨床実習の一貫として、総合診療内科の方に2週間実習させていただきありがとうございました。
 今回の実習では、以前にさせていただいた病院見学とは違い、カルテの閲覧・カンファでのプレゼンなど、より実践的に様々な仕事を体験することが出来ました。特に先生方の腕を実際に借りての採血練習は印象的で面白く、先生方には本当に感謝しています。
 また、夜は病棟や研修医の飲み会に参加させていただいたり、休日には観光に連れていってくださったりと実習以外の時間でも楽しむことが出来ました。
 救急では研修医の先生が忙しそうにしている反面、充実した表情で仕事をこなしている姿に尊敬しました。

  S.R(浜松医科大学6年)

【期間】 平成26年2月3日〜2月14日まで
【実習診療科】 外科、整形外科
【実習内容】 オペ見学、カンファ、回診、救急見学

 今回の外科と整形外科の実習を通じて、多くのオペを見学することが出来て良かったです。特に外科では、ヘルニアや虫垂炎、整形外科では骨折などの大学病院ではあまり見られないけれども、一般的には頻繁に目にするような症例のオペを見学できたことは良い経験になったと思います。
 また、夜の救急室見学において1年目の研修医の先生がファーストタッチをして、病態を推測しながら検査のオーダーをしている姿が印象的でした。ファーストタッチは研修医がしながらも、患者さんを帰す前に1度上級医に見ていただくというシステムはとても魅力的だと思いました。
 2週間という短い期間でしたが、大学病院では出来ない経験をたくさんすることが出来て良かったです。本当にありがとうございました。

  F.A (東京大学医学部5年)


小さな笑顔に囲まれて
                              H.S  (東京大学医学部M3)
   
 「おはようございます!」実習初日の朝、緊張しながら病院に足を踏み入れた私の目に映ったのは、病院スタッフ、患者さんの別なく、行き交う人たちが自然に挨拶を交わす姿でした。それは誰も知る人がいないはずの私に対しても同様で、たくさんの方々に挨拶をしていただき、緊張はあっという間にほぐれていきました。普段の大学での実習では、知らない方への挨拶をついためらってしまいがちでしたが、朝から挨拶をするとこんなにも気持ちがよく爽やかな気分になれるということを、一週間の実習でまず学ばせていただきました。

 実習では指導医の先生に付いて、小児科病棟、GCU、NICUそれぞれでの診療の見学に加え、外来見学、帝王切開の立会い等をしました。日々の患者さんの診察では、小児科ならではの診察・検査の難しさを実感しました。子供たちにとっては嫌な診察もあり、泣いてしまったり、なかなか言うことを聞いてくれなかったりで診察が難しくなってしまうことも多々あります。それでも先生方は慣れた手つきで次々と診察を進めていかれ、まるで魔法のように見えました。また、たとえ生まれて数日の新生児でも、痛い検査に対する抵抗はとても力強く、固定しているのも難しい程で、その生命力を肌で感じました。

 実習初日には具合が悪く目も合わせてくれなかった子も、日を追うごとに笑顔が増えていき、最後には嬉しそうに(そして、少しさみしそうに)退院していく姿は、まさに小児科の醍醐味でした。実習最終日には小児科病棟の夏祭りがあり、たくさんの小さな笑顔を見ることができました。さっきまで検査で泣いていた子もみんなヨーヨーやシールを手にはしゃぎ、親御さんや看護師さん、先生方はそれを優しく見守っていて、温かい光景に私も思わず笑みがこぼれてしまいました。小児科医を目指す

 大学病院とは異なる環境の病院を見てみたい、そんな思いから希望した実習でしたが、多くの方々に温かく迎え入れていただき、毎日楽しみながら実習させてもらいました。先生方には、実習だけでなく毎日のように食事に連れて行っていただき、様々なお話を伺うことができました。いつか小児科医となり、先生方とまたどこかで一緒にお仕事させていただくことが現在の目標です。お世話になった先生方、本当にありがとうございました。

  鉄門だより2010年10月号(第670号)より転載





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