令和7年度 焼津市立総合病院 病院情報の公表

病院指標

当院は、平成21年度よりDPC対象病院として許認可を受けております。DPC/PDPSとは、平成15年から導入され始めた診療報酬制度であり、入院患者さんの病名、手術・処置などの治療内容を元に診断群分類(DPCコード:14桁の診断群分類コード)が決定され、医療費を計算するしくみです。またDPC/PDPS請求を行う為には、厚生労働省の定める調査(DPC調査)に協力していくことが必要となります。
今回公表する病院指標は、当院のDPC調査データを用いて、厚生労働省による定義に従い、集計されたものです。

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 665 240 251 402 502 711 1144 2225 1888 593
当院は、「地域周産期母子医療センター」の指定を受けており、新生児の入院患者数が多いことが特徴です。また、地域における高齢患者の受け入れも多くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

各診療科の上位5位までのDPC診断群分類の件数です。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示されています。
転院率は、転院患者数/全退院数としています。

総合診療内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 50 19.46 16.10 20.00 85.56
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 45 22.31 20.49 28.89 85.29
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 42 14.17 13.42 9.52 78.29
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 22 28.18 19.80 45.45 82.14
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 12 3.50 4.67 0.00 72.33
1位:細菌性肺炎による入院(市中肺炎、75歳以上)
2位:誤嚥性肺炎による入院
3位:腎盂腎炎・尿路感染症による入院
4位:敗血症による入院
5位:めまいによる入院

最も多いのは、細菌性肺炎の入院です。当院では、令和6年9月から肺炎と急性腎盂腎炎のクリニカルパスを導入しています。令和6年度の在院日数と比較して、細菌性肺炎の在院日数に大きな変化はありませんでしたが、誤嚥性肺炎の入院では、「26.49日」から「22.31日」、急性腎盂腎炎の入院では「21.16日」から「14.17日」とそれぞれ在院日数が短縮がされ、効率的な入院医療の提供に繋がりました。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 87 8.06 8.76 4.60 80.24
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 37 9.62 7.55 2.70 71.59
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 35 15.51 16.10 11.43 85.26
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 30 9.83 9.07 3.33 73.77
060340xx99x0xx 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2 なし 29 9.55 9.40 0.00 75.03
1位:総胆管結石・胆管炎にて結石除去術やステント留置術を行った入院
2位:逆流性食道炎や上部消化管出血等による入院
3位:細菌性肺炎による入院(市中肺炎、75歳以上)
4位:腸閉塞(イレウス)による入院
5位:胆管炎にてにて保存治療を行った入院

最も多いのは、総胆管結石・胆管炎に対して内視鏡手術を実施した入院です。
胆嚢でできた結石が胆管に流れて胆管炎を起こしている場合には、まず消化器内科で胆管結石・胆管炎の治療を行った後、外科で胆嚢摘出術を実施することが多いです。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 65 26.18 17.31 13.85 85.31
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 21 15.10 16.10 14.29 88.05
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 15 29.00 20.49 40.00 85.93
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13.42 - -
050140xx99x01x 高血圧性疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり - - 17.68 - -
1位:心不全による入院(転入院以外)
2位:細菌性肺炎による入院(市中肺炎、75歳以上)
3位:誤嚥性肺炎による入院
4位:腎盂腎炎・尿路感染症による入院
5位:高血圧性心不全による入院

最も多いのは、心不全による入院です。昨年度と比較すると、入院件数「50件」から「65件」、平均年齢が「81歳」から「85歳」と上がっており、高齢者の心不全入院が増加しています。循環器内科における肺炎の入院は、循環器疾患を併発していることが多く、全身管理を行いながら、感染症の治療を進めています。
代謝・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 25 11.08 13.56 4.00 65.68
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 12.83 - -
010140xxxxx0xx 筋疾患(その他) 手術・処置等2 なし - - 10.97 - -
020350xx99x0xx 網脈絡膜の疾患 手術なし 手術・処置等2 なし - - 9.15 - -
060280xx99xxxx アルコール性肝障害 手術なし - - 11.83 - -
1位:2型糖尿病にてインスリン注射を行った入院
2位:糖尿病性ケトアシドーシス・ケトーシスによる入院
3位:筋疾患による入院
4位:網脈絡膜炎による入院
5位:アルコール性肝障害による入院

最も多いのは、2型糖尿病に対してインスリン注射を行った入院です。この中には、緊急で治療が必要な症例に加え、糖尿病教育目的の入院が含まれています。毎週2回のペースで糖尿病教室を開催して、医師・薬剤師・検査技師・看護師・栄養士などからなるチームで指導を行っています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x20x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 64 20.27 16.60 34.38 78.19
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 52 15.35 16.10 7.69 85.15
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 49 11.06 6.63 8.16 53.80
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 48 21.38 16.51 43.75 74.65
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 41 24.32 20.49 17.07 78.76
1位:脳梗塞にて脳血管等リハビリテーションを行った入院
2位:細菌性肺炎による入院(市中肺炎、75歳以上)
3位:てんかんによる入院
4位:脳梗塞にてエダラボンを投与した入院
5位:誤嚥性肺炎による入院

最も多いのは、脳梗塞の入院です。当院は一次脳卒中センターに指定されており、脳神経外科との協力のもと、24時間365日脳卒中患者を受け入れる体制を整えています。入院中には、早期からのリハビリテーション開始や、栄養管理を行いADL・QOLの改善に務めています。
※JCS(Japan Coma Scale)とは、日本で主に使用される意識障害の深度(意識レベル)分類です。
※Rankin Scale(RS)とは、脳卒中患者の機能自立度を評価するための指標で、0~6の7段階に分かれています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 59 8.02 11.00 3.39 53.58
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 33 19.85 20.49 33.33 82.79
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 30 16.73 16.10 13.33 83.40
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 23 11.09 14.01 0.00 70.78
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 19 18.37 13.42 15.79 79.89
1位:慢性腎不全・慢性糸球体腎炎による入院
2位:誤嚥性肺炎による入院
3位:細菌性肺炎による入院(市中肺炎、75歳以上)
4位:慢性腎不全にて人工腎臓(その他の場合)を行った入院
5位:腎盂腎炎・尿路感染症による入院

最も多いのは、慢性腎不全・慢性糸球体腎炎による入院です。具体的には、IgA腎症に対するステロイドパルス療法目的の入院や末期腎不全の急性増悪に対する治療が含まれています。
そのほか、透析導入や腎移植後の管理、アフェレーシス療法など、患者さんの病態に合わせた専門的な入院医療を提供しています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 85 7.41 6.18 1.18 0.00
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 58 4.31 6.20 1.72 1.28
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 あり 47 1.09 2.10 0.00 2.66
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 42 4.74 6.32 2.38 3.62
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし 32 3.66 5.86 0.00 4.78
1位:出生時体重が2500g以上の新生児疾患による入院
2位:気管支炎・細気管支炎による入院
3位:食物アレルギー検査を行った入院
4位:喘息による入院
5位:インフルエンザ・ウイルス性肺炎による入院

最も多いのは、出生時体重が2500g以上の新生児疾患による入院です。この中には、黄疸や一過性多呼吸、低血糖などが含まれています。当院は地域周産期母子医療センターに指定されており、新生児の入院が多いことが特徴です。集中的なケアが必要な新生児に対しては、新生児集中治療室(NICU)にて管理や治療を行います。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 124 4.72 4.56 0.00 73.73
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 43 8.19 7.05 2.33 66.77
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 40 15.68 14.80 2.50 75.42
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 40 6.55 6.00 0.00 64.93
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 39 9.31 9.76 0.00 68.46
1位:鼠径ヘルニアにて手術を行った入院(15歳以上)
2位:胆嚢炎にて腹腔鏡下胆嚢摘出術を行った入院
3位:結腸がんにて悪性腫瘍切除術を行った入院
4位:胆嚢結石症にて腹腔鏡下胆嚢摘出術を行った入院
5位:乳がんにて悪性腫瘍切除術を行った入院

鼠径ヘルニアに対する手術(開腹・腹腔鏡)入院、胆嚢炎や胆嚢結石に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術が例年どおり多いです。
結腸がんに対する手術入院には、開腹手術・腹腔鏡手術・「Da Vinci Xi」を使用したロボット支援下手術が含まれています。がんの病期や患者さんの状態に合わせて、最適な治療方法を提案しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 163 26.93 24.75 68.71 83.34
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 74 19.85 21.21 10.81 75.11
160760xx01xxxx 前腕の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 46 6.07 5.86 6.52 64.33
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 41 19.27 18.55 7.32 72.22
160760xx02xxxx 前腕の骨折 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿等 26 2.92 3.07 0.00 40.19
1位:大腿骨近位部骨折にて骨折観血的手術または人工骨頭挿入術等を行った入院
2位:変形性膝関節症にて人工関節置換術を行った入院
3位:前腕骨折にて骨折観血的手術を行った入院
4位:変形性股関節症にて人工関節置換術を行った入院
5位:前腕骨折にて抜釘を行った入院

最も多いのは、大腿骨近位部骨折にて骨折観血的手術または人工骨頭挿入術を行った入院です。受傷後の早期手術、早期リハビリテーションにより、QOL の改善に務めています。
変形性関節症については、令和7年に市民講座を開催し、病気や治療方法を深く知っていただく機会となりました。その影響もあり、変形性膝関節症の手術入院は、昨年度(52件)より20件以上症例数が増加しました。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 34 6.62 7.84 17.65 73.03
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 6.39 9.62 9.68 76.87
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 17 21.53 18.40 70.59 71.35
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 16 18.06 16.51 56.25 75.00
010060xx99x20x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 14 11.50 16.60 28.57 73.43
1位:頭蓋・頭蓋内損傷にて保存的加療となった入院
2位:頭蓋・頭蓋内損傷にて手術を行った入院
3位:脳出血による入院(JCS10未満)
4位:脳梗塞にてエダラボンを投与した入院
5位:脳梗塞にて脳血管等リハビリテーションを行った入院

頭蓋・頭蓋内損傷とは、外傷性慢性硬膜下血腫・外傷性くも膜下出血・脳振盪等が該当します。
そのほか、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)も多く受け入れています。急性期治療後も麻痺や失語障害、嚥下障害などに対し、継続してリハビリテーションが必要な場合には、脳卒中地域連携パスを用いて連携する回復期リハビリテーション病院に紹介を行っています。
※JCS(Japan Coma Scale)とは、日本で主に使用される意識障害の深度(意識レベル)分類です。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 12 13.67 13.00 16.67 75.42
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 - - 9.44 - -
100100xx99x0xx 糖尿病足病変 手術なし 手術・処置等2 なし - - 21.55 - -
100100xx97x0xx 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等2 なし - - 24.77 - -
050180xx99xxxx 静脈・リンパ管疾患 手術なし - - 14.12 - -
1位:蜂窩織炎による入院
2位:帯状疱疹による入院
3位:糖尿病性潰瘍による入院(手術なし)
4位:糖尿病性潰瘍による入院(手術あり)
5位:うっ滞性皮膚炎による入院

最も多いのは、昨年度と同様、蜂窩織炎による入院です。蜂窩織炎とは、傷口から細菌が入り込み、皮膚が赤く腫れて熱や痛みをおびる病気です。重症化すると敗血症など重篤な合併症を引き起こす可能性があることから早期の抗生剤治療が重要です。
そのほか、帯状疱疹や皮膚潰瘍など皮膚疾患全般を診ています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 123 3.03 2.45 0.00 74.11
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし 99 4.70 5.16 0.00 61.11
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 50 6.46 6.79 0.00 76.94
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 45 5.29 7.23 0.00 72.96
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 40 9.68 10.98 0.00 71.40
1位:前立腺がん疑いにて前立腺生検を行った入院
2位:腎・尿管結石にて経尿道的尿路結石除去術を行った入院
3位:膀胱がんにて経尿道的悪性腫瘍手術を行った入院
4位:末期腎不全にて内シャント造設術を行った入院
5位:前立腺がんにて腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術を行った入院

最も多いのは、前立腺がん疑いにて前立腺生検を行った入院です。前立腺生検とは、特殊な針を前立腺に刺し組織を採取する検査です。痛みを抑えるため、腰椎麻酔又は全身麻酔下で実施しています。生検の結果、前立腺がんと診断された時には、外来にて引き続き精査を行います。限局した前立腺がんで遠隔転移が無い等、適用条件に合えば、「Da Vinci Xi」を使用したロボット支援下での手術が可能です。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 61 8.87 9.32 0.00 33.34
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 50 6.60 6.01 0.00 44.86
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 48 6.44 5.90 0.00 45.50
12002xxx02xxxx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 40 3.00 2.90 0.00 42.10
120010xx99x30x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 35 3.57 3.99 0.00 63.86
1位:既往帝切後妊娠・骨盤位にて帝王切開術を行った入院
2位:卵巣良性腫瘍にて腹腔鏡下子宮附属器腫瘍摘出術を行った入院
3位:子宮筋腫にて腹腔鏡下腟式子宮全摘術・子宮鏡下子宮筋腫摘出術等を行った入院
4位:子宮頸部異形成にて子宮頸部(腟部)切除術を行った入院
5位:卵巣がん・卵管がんにて化学療法を行った入院

最も多いのは、既往帝切後妊娠・骨盤位にて帝王切開術を行った入院です。
そのほか、卵巣良性腫瘍や子宮筋腫など婦人科疾患に対する手術も幅広く実施しています。子宮筋腫に対する子宮全摘術では、患者さんの病態や希望に合わせて、開腹手術・腹腔鏡下手術・「Da Vinci Xi」を使用したロボット支援下手術から最適な手術を選択しています。
(正常分娩も多数取り扱っていますが、DPCコードに分類されないため病院情報の公表には含まれていません。)
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 257 2.00 2.47 0.00 76.58
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 片眼 21 2.00 4.39 0.00 75.62
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 14 2.00 5.34 0.00 78.14
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 片眼 12 2.00 4.73 0.00 72.58
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 11 2.73 7.35 0.00 62.55
1位:白内障にて片眼の白内障手術を行った入院
2位:緑内障にて緑内障手術(濾過手術を除く)を行った入院
3位:網膜前膜・黄斑円孔にて硝子体茎顕微鏡下離断術と水晶体再建術を同時に行った入院
4位:硝子体の混濁・出血・脱出にて硝子体切除術または硝子体茎顕微鏡下離断術を行った入院
5位:網膜剥離にて増殖性硝子体網膜症手術または硝子体茎顕微鏡下離断術を行った入院

最も多いのは、白内障にて水晶体再建術を行った入院です。患者さんの状態や希望に合わせ、入院手術と日帰り手術を選択することができます。また、眼科では「網膜・緑内障専門外来」を設けており、緑内障や網膜、硝子体疾患に対する手術目的の入院も対応しています。
耳鼻いんこう科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 51 5.06 5.74 0.00 53.20
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 27 2.00 2.02 0.00 62.00
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 22 7.73 7.32 0.00 7.68
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 20 7.50 8.25 0.00 29.75
030428xxxxx0xx 突発性難聴 手術・処置等2 なし 17 6.59 8.10 5.88 61.06
1位:慢性副鼻腔炎にて内視鏡下鼻・副鼻腔手術を行った入院
2位:睡眠時無呼吸症候群疑いにて終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)を行った入院
3位:慢性扁桃炎・アデノイド増殖症にて手術を行った入院
4位:扁桃周囲膿瘍・急性扁桃炎・急性喉頭蓋炎にて手術を行った入院
5位:突発性難聴による入院

最も多いのは、慢性副鼻腔炎にて内視鏡下鼻・副鼻腔手術を行った入院です。2番目に多い、終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)とは、睡眠時無呼吸症候群の診断に必要な検査です。全身に複数のセンサーを付けて寝ることで、就寝中の身体の状態を調べます。1泊2日で実施し、検査に痛みはありません。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 24 - - 22 - 26 1 8
大腸癌 21 30 38 120 - 111 1 8
乳癌 21 28 15 - - 1 8
肺癌 30 - 10 12 - 19 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
がんの病期(Stage)は、T(腫瘍の大きさや進展度)、N(所属リンパ節転移の有無)、M(遠隔転移の有無)で決定され、数字が大きくなるほど癌が進行していることを示します。Stage0、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ期の5段階に分類されます(Stage0は、集計対象外です)。
「病期不明」に該当する症例は、入院中に病期決定するための詳細な検査が行われなかった場合(例:診断目的の検査入院)等が多くを占めています。
期間内に複数回入院した場合、入退院回数全てが集計されております。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 19 9.89 52.68
中等症 127 14.41 80.31
重症 43 16.63 86.77
超重症 24 17.50 87.21
不明 - - -
市中肺炎とは、日常生活の中で罹患した肺炎のことです。成人(18歳以上)の市中肺炎患者について重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢について集計したものです。
当院では中等症の患者さんを最も多く治療しております。重症度が上がると平均在院日数が延び、また高齢の患者さんの方が重症化する傾向にあります。
※重症度分類の定義(A-DROPスコア)とは、日本呼吸器学会の成人市中肺炎診療ガイドラインに掲載されています。5つの指標から、軽症・中等症・重症・超重症に分類します。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 211 21.62 76.38 40.34
その他 22 18.73 78.32 2.58
脳梗塞の入院患者について、患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率について集計したものです。
211人の方が発症から3日以内に入院となり、治療が行われています。
平均在院日数は21.62日で、平均年齢は76.38歳です。
当院にて21日程度治療からリハビリまでを行ない、そのうち4割以上の患者さんが回復期リハビリテーション病院等へ転院されています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

各診療科の上位5位までの入院中に施行された手術の件数です。
同一入院において複数の手術を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示されています。
転院率は、転院患者数/全退院数としています。

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 103 2.14 8.43 3.88 80.58
K654 内視鏡的消化管止血術 38 1.18 13.87 5.26 76.92
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 27 3.89 4.19 3.70 71.81
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 23 2.26 10.78 4.35 70.52
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 18 2.33 5.94 5.56 72.61
内視鏡的胆道ステント留置術は、口から内視鏡を挿入し、胃、十二指腸を経て、乳頭部から胆管内にステントと呼ばれる管を留置する手術です。悪性腫瘍などが原因で胆管が狭窄すると胆汁の流れが滞り黄疸が生じます。ステントを留置することで胆汁の流れを回復させ症状を緩和することができます。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 16 21.13 16.69 0.00 72.06
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K3692 咽頭異物摘出術(複雑) - - - - -
K6105 動脈形成術、吻合術(その他の動脈) - - - - -
腎臓の機能が低下して、血液透析が必要となった時に内シャント造設術を行います。血液透析では、血管に針を刺して血液を持続的に取り出す必要があります。しかし、針の刺しやすい静脈は血流が弱いため、透析を行うのに必要な血液量を取り出せません。そこで、動脈と静脈をつなぎ合わせて、動脈の強い流れの血液を一部静脈に流すことで、透析に必要な血液を静脈から取り出せるようにする手術です。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 94 1.22 2.23 0.00 69.71
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 92 1.38 5.66 2.17 65.74
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 等 34 3.88 10.94 2.94 75.03
K6335 鼠径ヘルニア手術 31 1.48 2.84 0.00 78.06
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 29 0.66 3.93 0.00 44.10
腹腔鏡手術が上位を占めています。腹腔鏡手術は、お腹に数カ所の小さな穴を開け、そこから専用のカメラや手術器具を挿入して行う手術です。3番目に多い「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 等」には、腹腔鏡手術と「Da Vinci Xi」を使用したロボット支援下手術が含まれています。開腹手術と比べ、小さい傷で手術を行うことができるため、術後の傷の痛みの軽減、早期離床が期待できます。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 等 143 1.99 18.22 18.18 74.22
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 86 3.26 20.76 62.79 79.05
K0811 人工骨頭挿入術(股) 等 75 5.53 19.88 61.33 85.09
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 57 2.95 6.23 15.79 62.33
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 等 47 0.98 2.04 0.00 47.98
「人工関節置換術(膝)等」には、肩・股・膝の人工関節置換術が含まれています。内訳は、肩5件、股62件、膝76件です。令和6年度に人工膝関節手術支援ロボットを導入しており、膝の手術件数は昨年度より27件増えています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 38 0.87 10.00 13.16 78.42
K178-4 経皮的脳血栓回収術 19 0.00 25.58 68.42 80.26
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 10 10.20 13.80 60.00 70.40
K1781 脳血管内手術(1箇所) - - - - -
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) - - - - -
慢性硬膜下血腫とは、頭をぶつけた際の微量な出血がゆっくりと頭蓋内に溜まり血腫になった状態です。受傷してから数週間から数ヶ月後に頭痛や認知障害などの症状が現れることが多いです。頭蓋骨に小さな穴を開けて血腫を取り除く手術が「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術」です。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 等 99 1.10 2.60 0.00 61.11
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 86 0.92 5.08 2.33 66.31
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 等 85 1.40 4.00 0.00 75.88
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 等 48 1.40 2.83 0.00 72.15
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 40 1.05 7.63 0.00 71.40
泌尿器科では、「Da Vinci Xi」を使用したロボット支援下手術を実施しています。具体的には、前立腺がん・腎がん・尿管がんに対する悪性腫瘍手術、腎盂尿管移行部狭窄症に対する腎盂形成手術を実施しています。ロボット手術認定医(da Vinci)・指導医(プロクター)が複数名配属されており、より安全性の高い手術の提供に務めています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 62 1.52 6.94 0.00 32.90
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 57 0.84 4.75 0.00 44.84
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 57 1.56 7.21 0.00 32.53
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 46 1.00 5.57 0.00 47.43
K867 子宮頸部(腟部)切除術 40 1.00 1.00 0.00 42.10
当院は地域周産期母子医療センターに指定されており、小児科と連携し、妊娠・分娩・新生児に関する広範囲な問題に24時間365日対応できる体制を整えています。そのため、予定帝王切開だけでは無く、胎児機能不全や妊娠高血圧症に対する緊急帝王切開術を多く実施しているのが特徴です。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 等 259 0.00 1.00 0.00 76.31
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 等 29 0.00 1.62 0.00 74.69
K2684 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートなし) 14 0.00 1.00 0.00 75.50
K281 増殖性硝子体網膜症手術 14 2.14 2.29 0.00 63.86
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 10 0.00 1.00 0.00 72.70
白内障に対する水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他)を1番多く実施しています。
その他、硝子体手術も多く実施しています。硝子体とは眼の中にあるゼリー状の透明な組織で、加齢等により収縮して網膜を引っ張ることで網膜剥離を引き起こします。硝子体手術とは硝子体を除去し、網膜硝子体の病気を治す手術です。
耳鼻いんこう科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 37 0.97 6.08 0.00 19.05
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 30 1.00 3.07 0.00 53.60
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 20 0.95 3.10 0.00 54.40
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 14 0.07 3.93 0.00 39.71
K4571 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) 10 1.00 3.50 0.00 66.90
扁桃炎や扁桃肥大に対する口蓋扁桃手術を1番多く実施しています。
慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下鼻副鼻腔手術は、副鼻腔(前頭洞、篩骨洞、蝶形骨洞、上顎洞)の病変の広がりにより、手術の種類がⅠ型~Ⅴ型に分かれています。令和7年度では、全ての洞を開放して手術するⅣ型をより多く実施しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 24 0.28
180010 敗血症 同一 27 0.31
異なる 79 0.92
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 30 0.35
異なる 10 0.12
播種性血管内凝固症候群(DIC)、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症の発生率を集計したものです。手術・処置等の合併症による入院は30症例ありました。具体的には、透析シャント狭窄・閉塞、術後創部感染症などです。
※入院契機と同一 :その症状の治療目的で入院する場合
入院契機と異なる:別の治療目的で入院したが、合併症などが発生し当初の治療対象である傷病名とは異なる治療が行われる場合
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
1341 1211 90.31%
<解説>
周術期の肺血栓塞栓症の予防行為の実施は、発生率を下げることにつながります。

<定義・計算式>
            分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数   
計測値(%)= 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数 ×100

除外条件(分母):入院時年齢が15歳未満の患者を除外する。
リスクレベルが「中」以上の手術:「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2017年改訂版)」(日本循環器学会等)に準じて抽出。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
2860 2371 82.90%
<解説>
広域抗菌薬を使用する際、投与開始時に血液培養検査を行うことは、望ましいプラクティスとなります。また、血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行うことが推奨されています。

<定義・計算式>
          血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数 
計測値(%)=        血液培養オーダー日数       ×100
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
724 678 93.65%
<解説>
近年、多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌(以下、耐性菌)が出現し、難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、各医療機関において抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)を組織するなど、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。

<定義・計算式>
         分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数
計測値(%)=         広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数               ×100
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
104426 260 2.49‰
<解説>
入院中の患者の転倒やベッドからの転落は少なくありません。原因としては、入院という環境の変化によるものや疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなどさまざまなものがあります。
転倒・転落の指標としては、転倒・転落によって患者に傷害が発生した率と、患者への傷害に至らなかった転倒・転落事例の発生率との両者を指標とすることに意味があります。転倒・転落による傷害発生事例の件数は少なくても、それより多く発生している傷害に至らなかった事例もあわせて報告して発生件数を追跡するとともに、それらの事例を分析することで、より転倒・転落発生要因を特定しやすくなります。こうした事例分析から導かれた予防策を実施して転倒・転落発生リスクを低減していく取り組みが、転倒による傷害予防につながります。

<定義・計算式>
転倒・転落発生率
           転倒・転落の発生件数 
計測値(‰)=     入院患者延べ数     ×1000
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -
分子の値が10件未満と小さく、医療の質として良好な結果ですが、値が小さすぎるため「-(ハイフン)」で表示しています。

<定義・計算式>
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
           インシデント影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数 
計測値(‰)=             入院患者延べ数                    ×1000
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
1960 1951 99.54%
<解説>
現在、細菌感染を起こしていないが、手術後の感染をできるだけ防ぐために、抗生物質をあらかじめ投与することを予防的抗菌薬投与といいます。
開胸、開腹を伴う手術等は、手術開始直前に抗菌薬を点滴などで投与することにより、手術後の感染を抑えることが期待されています。

<定義・計算式>
           分母のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数 
計測値(%)=        全身麻酔手術で、予防的抗菌薬投与が実施された手術件数        ×100
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
97550 72 0.07%
<解説>
褥瘡は、看護ケアの質評価の重要な指標の1つとなっています。褥瘡は患者のQOL の低下をきたすとともに、感染を引き起こすなど治癒が長期に及ぶことによって、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります。そのため、褥瘡予防対策は、提供する医療の重要な項目の1 つにとらえられ、1998 年からは診療報酬にも反映されています。
本指標の定義は、目の前の患者が褥瘡発生する確率を見ているものであり、日々のケアの質に関わるものです。

<定義・計算式>
         除外条件に該当する患者を除いた褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の新規発生患者数 
計測値(%)=                  入院患者延べ数                              ×100
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
5367 5338 99.46%
<解説>
早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、在院日数の短縮、予後改善につながります。

<定義・計算式>
            分母のうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された患者数 
計測値(%)=            65歳以上の退院患者数                    ×100
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
104426 4956 4.75%
<解説>
身体的拘束は、制限の程度が強く、また、二次的な身体的障害を生ぜしめる可能性もあるため、代替方法が見出されるまでの間のやむを得ない処置として行われる行動の制限であり、できる限り早期に他の方法に切り替えるよう努めなければならないものとされています。施設や医療機関などで、患者を、「治療の妨げになる行動がある」、あるいは「事故の危険性がある」という理由で、安易にひもや抑制帯、ミトンなどの道具を使用して、患者をベッドや車椅子に縛る等の身体的拘束は慎むべきものです。

<定義・計算式>
          分母のうち、身体的拘束日数の総和 
計測値(%)=     退院患者の在院日数の総和      ×100
更新履歴

  令和8年9月29日