初期臨床研修医研修プログラム

研修プログラム

耳鼻咽喉科　　

耳鼻咽喉科について

　扁桃炎やめまいなどの急性期疾患から、真珠腫腫性中耳炎や頭頚部癌などの高度の専門性を要するものまで、広い範囲に対応しています。入院治療を行う主な疾患は大きく分けると
１）短期間の入院で検査や治療を行うものめまい、突発性難聴、顔面神経麻痺、急性扁桃炎、睡眠時無呼吸症候群等
２）手術を行うもの慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、慢性副鼻腔炎、扁桃肥大、アデノイド増殖症、声帯ポリープ、
　　唾液腺や甲状腺などの頚部良性腫瘍等
３）比較的長期にわたり治療をしていくもの喉頭、咽頭などの悪性腫瘍以上に大別されます。
　　１）については急性期疾患を扱う当科の中心となるところであり、検査および治療を行っています。
　　２）に対する手術は一般的なものから専門性の高いものまで様々ですができる限り当院で治療が完了できるように
　　　　しています。
　　３）については放射線治療、化学療法、手術を単独もしくは組み合わせて治療することになります。他の専門病院
　　　　への紹介も行っています。

・医学生の方へ

　選択の中で耳鼻咽喉科を研修していただくことになります。
　年間手術件数約320件、1日当たりの平均入院患者数が7人程度と一般市中病院としては比較的多く、外来も含めれば広い範囲の耳鼻咽喉科疾患を経験できます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　耳鼻咽喉科　科長

甲状腺切除術

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