焼津市立総合病院

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医学生の方へ




研修プログラム

消化器内科  
当科のPR

 近年内科の細分化が問題となっており、横断領域がかえって重要視されています。当院では6ヶ月間の内科ローテート中に各科の特徴を学ぶとともに救急外来から入院まで連続的に患者さんをみることができるので、複数科にわたる問題点を持つ患者さんに対し日常診療の中で自然に対応できるようになります。かといって専門分野もおろそかにはできません。
 当科ではまず、腹部エコーのマスターを第一目標においています。どの分野に進む先生にとっても腹部エコーは必須です。一人で一通りの検査ができるよう指導させてもらいます。次いで希望者には上部消化管内視鏡検査も研修してもらいます。はじめに模型を相手に内視鏡基本操作をマスターし、次いで受け持ち患者さんの検査の際に内視鏡を引き抜きつつ観察してもらい、最終的には指導者のチェックの元、一人で検査を完遂してもらうことを目指します。基本的には上級医と二人一組で検査を進めますから、心配はいりません。ただし上記検査が全員マスターできれば言うことないのですが、実際には外来、病棟の諸業務(雑用と失礼な言い方もされることあり)に追われ、なかなか時間がとれないのが当科の欠点です。当科の欠点を知ってしまったあなた。是非確かめに来てください。待っています。


当科の研修内容

 PRで述べたように病棟業務を中心に、そして腹部エコー、上部消化管内視鏡を一人でできるようになってもらうことを目標としています。次いで大腸内視鏡、治療内視鏡、胆管穿刺などを経験してもらいます。病棟業務終了後は各種研究会への参加もおすすめします。(なかなか参加できない人が多いけれど、懇親会の料理目当てにやってくる人もいます。)また研修期間中に受け持った患者さんなどを学会発表してもらいます。スライド作りから発表まで自分自身で作り上げてもらい、指導医がチェックするというのが一般的なパターンです。できれば論文まで仕上げてもらいたいのですが、なかなか高いハードルで、数年に一つ程度の論文しか完成させられていません。当院から世界への発信をもっと増やしたいと思います。ご協力をお願いいたします。
                                          


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