焼津市立総合病院

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医療関係の皆さまへ

地域医療連携室だより

地域医療連携室だより 2014年6月号 VOL.2

泌尿器科の紹介           病院長 兼 泌尿器科長  太田 信隆

 泌尿器科は院長以下6名の医師が勤務しており、静岡県の病院では大学病院、がんセンターを除くと最大の規模です。
 当院では整形外科など外来初診に紹介状を必須としている診療科もありますが、泌尿器科では紹介状なしの患者様も受け付けています。急性発症やかかりつけ医のいない患者様への配慮からですが、病状・合併症の把握のため患者様には極力、紹介状を持ってくるようお願いしています。かかりつけ医の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 当泌尿器科の診療分野はいわゆる泌尿器科疾患に加え、副甲状腺機能亢進症手術、副腎腫瘍の内視鏡手術、不妊症に対するTESE(精巣内精子回収術)、慢性腎不全に対する血液浄化療法(血液透析、CAPD)、腎移植術など多岐にわたっています。また、男性更年期障害治療は県内で有数の症例数を持っており県中部はもとより、東部、伊豆地域からの患者様も多くいます。
 前立腺がんには腹腔鏡手術がトレンドですが、病期、全身状態、合併症などを考慮し、いたずらに手術だけを勧めるのではなく、患者様に最適な治療法を一緒に考えています。

〔前立腺肥大症治療〕
 前立腺肥大症は薬物治療によく反応することから以前に比べて手術例が減少しました。しかし、どうしても手術が必要となる患者様がいること、高齢化に伴い合併症を持つ患者様が増えたことからより安全な治療法の開発が求められていました。
 当院では昨年度、静岡県中・東部で初めてPVPレーザーによる前立腺肥大症手術を導入しました。術中出血が極めて少ないことから安全な手術ができること、術後も出血の危険が少ないことから退院までの日数が短縮しています。宗教上の理由で輸血のできない患者様にも安心して手術を行っています。
[終わりに]
 当泌尿器科では後期研修医からベテラン指導医まで年齢の異なる医師がおり、治療の均質性、チーム体制を確保するため、毎日、全入院患者に関する症例検討で治療方針の確認を行っています。患者様ごとに担当する医師は替わりますが医師会の皆様には安心してご紹介いただけるものと考えております。よろしくお願いいたします。
 

T.当科の診療
1.小児救急医療
 焼津市医師会の先生方と院内各科の協力を得て夜間、休日を含めた小児救急診療に取り組んでいます。前述の様に当院は基本的には二次医療施設ですが、一次救急から三次救急の初療まで対応しています。広域地域医療連携も重視しており、特に榛原、御前崎方面の急患のスムーズな受け入れを目指しています。
 外傷への対応は当科の今後の課題と考えておりますが、現時点では院内の外科系各科にお願いしております。

2.小児慢性疾患
 東京大学小児科、県立こども病院の協力を得て、各種専門外来(予約制)を行っています。神経外来、心臓外来、喘息外来、川崎病外来、療育支援外来などがあります。
 悪性腫瘍、複雑心奇形等の専門性の高い疾患や、院内で対応困難な外科的疾患等は、県立こども病院等にお願いしています。
 昨今、社会的関心が高まっている食物アレルギーに対しては、食物負荷試験を含めて総合的な対応をしています。
 経口減感作療法は、今のところ当院では行っていません。看護師もアレルギー相談員の研修会へ出席するなど看護レベルの向上に努めています。管理栄養士により除去食が必要な児への栄養指導も行っています。

3.新生児・未熟児医療
 当院産婦人科で、ハイ・リスクのお産を数多く取り扱っているため、当科も新生児・未熟児の診療で協力させていただいています。在胎28週以降を対象とし、より未熟性の高い新生児や、外科的疾患の児は県立こども病院等にお願いしております。“安心してお産のできる病院”として、小児科の責務を果たしたいと考えています。
 近隣の産科医院や藤枝市立総合病院と協力して、新生児搬送にも可能な限り対応しています。

4.障害児療育支援
 地域基幹病院小児科として重要な業務と考え、伝統的に力を入れて取り組んできました。自閉症スペクトラム障害、ADHDなどの発達障害児の療育には、言語療法室、小児リハビリと協力して取り組んでいます。また、医療福祉センターや県立こども病院の他、特別支援学校/学級、行政、地域の支援施設とも連携して、障害児たちの社会的な支援を行っています。

U.地域医療連携
1.一般的なこと
 救急には常時対応しております。時間帯によって窓口が変わりますが、最終的に当科として責任を持って診療をいたします。あらかじめご連絡いただければ、状況が分りやすく有り難いです。院内他科との連携もスムーズであるため、急性虫垂炎など外科的疾患の可能性がある状況でも、とりあえずは当科へのご紹介で差し支えありません。意識障害、高度な呼吸障害など緊急を要するものは救急外来で対応いたします。その場合は予めご連絡をお願いいたします。

2.広域地域医療連携
 焼津市以外の地域(志太榛原地域の市町、御前崎市など)の小児救急の事例に対しましては、現地医療機関での診察(いわゆるファーストタッチ)無しで、患者様または救急車に対して当院受診を指示していただいて結構です。

3.逆紹介
 夜間等に救急で診察した患者は、原則として当科で診療を完結させる方針です。但し、患者様のご希望等によっては、紹介状を渡して、かかりつけ医を受診するよう指示させていただきます。お手数ですがよろしくお願いいたします。この際、ご不明な点等がありましたら何なりとお問い合わせください。

 いわゆる「医療崩壊」の問題など、医療をとりまく環境は日に日に厳しくなっています。そのような中でも可能な限り、地域基幹病院の小児科に求められる良質な医療を提供したいと考えております。今後ともご指導とご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。


病院からのお知らせ

新任医師の紹介    形成外科長代理 上野 紫穂
 平成26年4月より形成外科に赴任しました。以前、静岡県立こども病院に勤務したことがあり、静岡県は温暖で、食べ物もおいしく、人も温和でとても暮らしやすい印象でしたので、また戻ってくることができて、とてもうれしく思っています。

 地域の先生方には日頃より患者様のご紹介をいただき、また、逆紹介をお受けいただき、大変お世話になっております。厚くお礼申し上げます。

 当院形成外科では、以下のような疾患を対象としています。   

1.体表面の腫瘍(良性・悪性の皮膚、皮下腫瘍)
2.眼瞼の変形(眼瞼下垂症、眼瞼・睫毛内反症)
3.交通事故・労働時の事故などによる外傷(特に顔面・手指)
4.先天異常(耳介変形、耳前瘻孔、副耳、多指・合指症、臍ヘルニア、血管腫など)
5.熱傷(やけど)、熱傷後の瘢痕・ケロイド
6.乳房再建術後の再建
7.しみ・あざ(Qスイッチルビーレーザー、CO2レーザー(自費診療))
必要に応じて大学やその他専門機関とも連携しながら診療を行っています。

 本年度から乳房再建ではエキスパンダー・インプラントを使用した一次再建(乳がんの手術と同時の再建)が行えるようになりましたので、対象の方がおりましたらご紹介をお願いします。

研修会・シンポジウム開催のお知らせ
 
  • NST養成セミナー
    〔内容〕  「実践につながる理論、実技の習得 症例から学ぶ栄養サポート」
    〔日時〕  平成26年7月1日(火) 午後5時30分から
    〔場所」  焼津市立総合病院 C棟3階 講義室


  • 医療機器安全使用研修会
    〔内容〕  人口呼吸器(サーボi)とAEDの安全使用について
    〔日時〕  平成26年7月10日(木) 午後6時00分から
    〔場所〕  焼津市立総合病院 C棟3階 講義室


  • 病院シンポジウム
    〔演題〕  がんからあなたと大切な家族を守るために
           〜乳がん・子宮がん・胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療〜
    〔日時〕  平成26年7月30日(水) 午後6時30分から
    〔場所〕  焼津文化会館小ホール(焼津市三ヶ名1550)
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