焼津市立総合病院

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医療関係の皆さまへ

地域医療連携室だより

地域医療連携室だより 2016年3月号 VOL.12

歯科・口腔外科の紹介         科長 森 正次

  日頃より先生方には当科へご紹介頂き、また当科の診療や治療に際しましての問い合わせにはいつも快く返信頂き大変有難うございます。
当科の診療内容を中心にご紹介させて頂きます。

【診療体制について】
 現在当科は科長の他、東京医科歯科大学顎口腔外科学教室より派遣される3名の常勤医師と専門外来を担当する非常勤医師1名とで診療を行なっております。
 派遣医師は原則として1年から2年間当院に勤務することになっております。
 悪性腫瘍の症例では当科だけでなく派遣元の教室より応援を受けたり、治療内容によりましては県立静岡がんセンター頭頸科はじめ県内他の医療機関に紹介するなどの対応をしております。

 皮膚・排泄ケア認定看護師とは、創傷・オストミー・失禁の看護分野において専門的な知識と技術を用いて質の高い看護を提供する看護師のことです。英語表記は「Wound Ostomy and Continence Nursing 」とし、対象領域がわかるようにしています。WOCやWOCNなどと略されています。

 当院は2名のWOCNがおります。1名は形成外科等の混合病棟で、創傷のエキスパートとして活動し、もう1名は褥瘡管理者として専従で褥瘡患者を管理しております。

 皮膚排泄ケアイラスト
W(Wound)= 創傷
 健常な皮膚を維持するためのスキンケアを通して、皮膚のトラブルや傷が出来ないように看護します。また創傷がある方に対してもスキンケアの実施や創傷が治りやすい環境を整え、創傷の治癒促進をはかります。

【創傷ケアではこんなことをします】
 高齢者などの傷つき安い皮膚や創傷周囲のスキンケア方法などをアドバイスします。
 褥瘡などの傷が治りやすい療養環境を整えるために、寝具の選択やスキンケア、良好な栄養状態の保持などのアドバイスをします。
 医師と共に適切な治療材料を選択し、患者様に合った治療方法を選択いたします。
 入院中の褥瘡患者様には、皮膚科医、形成外科医、薬剤師、栄養士とともに回診を行い、治療や予防についてディスカッションしています。
 褥瘡の治療方法として、軟膏や創傷被覆材の他に、VACシステム等を用いた局所陰圧閉鎖療法も行っています。
 感染を伴う様な重度な褥瘡は、切開排膿やデブリードマンが必要となることが多いので、その際は皮膚科や形成外科へご紹介ください。

【外来診療日】(午前)
 皮膚科:月・火・水・金
 形成外科:月・水・金
 褥瘡で外来受診された患者様に対して、皮膚科や形成外科の医師と共働し、患者様の状況に合った治療やケア方法をアセスメントし、
 ご本人やご家族への指導や相談にも応じております。必要時にはケアマネジャーや訪問看護師と連携し、褥瘡ケアの充実を図ります。
 最近では、認定看護師同行訪問を行っております。今年度は3名の患者様の訪問をさせていただきました。在宅で褥瘡ケアに難渋されてい
 る方々のお力になれるよう、地域の訪問看護ステーションと連携して、よりよいケアが提供できるようにしていきます。利用方法については
 当院のホームページをご覧ください。


O(Ostomy)= ストーマ(人工肛門、人工膀胱)
 ストーマケアはストーマをもつ方、これから手術を受けられる方に対して、ストーマとストーマ周囲皮膚などの管理、ストーマ装具の選択、日常生活へのアドバイス、精神的なサポートなどを行います。

【ストーマケアではこんなことをします】
 手術前にストーマについて説明し、医師と共にストーマを造設する位置を決めます。
 術後にストーマ保有者に適したストーマ装具やケア方法の選択をします。またストーマ保有者の日常生活の方法について説明し退院を支
 援します。
  ストーマ保有者の術後におこりやすいトラブルとしては、ストーマ周囲の皮膚障害やストーマ脱出やストーマ旁ヘルニアなどの合併症があり
 ます。これらが原因で管理困難となる方もいらっしゃいます。ストーマ外来ではストーマ周囲皮膚の定期的な観察やトラブル時のケア方法の
 指導をします。そして、日常生活での困った事などの相談を受けます。

【スキンケア外来への受診について】
 当院でストーマ造設した患者様以外でもスキンケア外来への受診は可能です。受診の方法は、次のとおりです。
 消化管ストーマは、外科外来へご紹介いただき、外科外来受診後にスキンケア外来受診となります。事前予約をお取りいただきますよう
 お願いします。
 尿路ストーマは、泌尿器科外来へご紹介いただき、泌尿器科外来受診後にスキンケア外来受診となります。事前予約をお取りいただきます
 ようお願いします。
 それぞれの外来をご予約いただく際には、「スキンケア外来への受診希望」と、お伝えください。
 スキンケア外来:毎週木曜日 8:30〜15:00 担当 河原崎・岡本

C (Continence)= 排便・排尿の調節機能を回復すること(コンチネンス)
 コンチネンスケアは便・尿失禁に伴う機能の改善を促すケアです。特に病気や手術後に発生する失禁に対する排泄管理、失禁による皮膚のかぶれなどの改善と予防を行います。

【失禁ケアではこんなことをします】
  尿失禁や便失禁をしている方に対して、適切な失禁装具を選択し日常生活をアドバイスします。
  便や尿失禁による皮膚のトラブルがある方に対して、皮膚のケア方法をアドバイスします。
  骨盤底筋体操の指導を行い、正しい方法で、毎日続けられるようにサポートします。
  失禁を悪化させる肥満・便秘の改善に関する生活指導を行います。

 〜おわりに〜
 ご不明な点や、ケア方法で難渋している事があれば電話でも対応いたします。地域の方々と連携を図り、看護の質が向上するよう微力ながら努力してまいりますので、今後ともご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。

医師異動のお知らせ 

  日ごろからご支援、ご指導いただきありがとうございます。
 医師の異動がありましたのでお知らせいたします。
 桜のイラスト
     3月31日 退職医師
 小児科 三谷友一   形成外科 森 正徳 
 外科 惟康良平   脳神経外科 大石知也 
 外科 北村智恵子   産婦人科 河田 啓 
 外科 佐藤沙希   眼科 松岡貴大 
 整形外科 渡邉晋太   歯科口腔外科 木村 敦 
 形成外科 山本裕介     
     
     4月1日 新任医師
 総合診療内科 三浦雅臣   外科 田中 駿 
 総合診療内科 可児邦広   整形外科 輿石 暁 
 消化器内科 萬治福匡   形成外科 大瀧雄平 
 消化器内科 川崎真佑   形成外科 渡邉美佳 
 小児科 寶月啓太   産婦人科 徐 恒杰 
 小児科 西川由衣   産婦人科 清水美菜子 
 小児科 竹森千晃   眼科 飯田秀輝 
 外科 名木田明幸   麻酔科 中島 太 
 外科 岡本憲明   歯科口腔外科 松川 祥 


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