特徴と目的 |
静注したRIが腎に速やかに移行し、尿中に排泄される。両腎臓にROIを囲み放射活性を連続のグラフにすることにより腎機能を評価する。 |
適応: |
腎疾患の実質性か閉塞性かの評価。移植腎の経過観察。ヨード過敏症の患者の腎機能評価。腎性高血圧症の診断 |
前処置と注意事項 |
- 検査30分前に十分な水分摂取(大人で約300cc)
- 検査直前の排尿。
- RIは正常な腎では検査後の第一排尿でほとんど排泄される。この尿の取り扱いに注意。
- 小児は胃腸検査のバリウムを検査前1週間以上使用しない。
- 検査日のX線造影剤の使用は避ける。
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検査方法 |
使用薬剤 99mTc-MAG3またはDTPA
静注直後開始 検査時間約45分 |