令和7年8月1日(金)、高校生に医療現場の見学・体験をしていただき、医療への関心を深めていただこうと当院主催の「高校生オープンホスピタル」と看護協会主催の「一日ナース体験」を開催しました。このイベントは、医療の仕事に興味を持つ高校生に、現場の雰囲気や仕事のやりがいを直接感じてもらうことを目的に、毎年実施しているものです。
これまでは先着順で参加者を決定していましたが、毎回すぐに定員に達し、ご応募いただけない方が多くいらっしゃいました。そこで、より多くの方に参加のチャンスを広げるため、今年は初の抽選式を導入しました。その結果、定員をはるかに上回る多くのご応募をいただき、当選された86名の高校生にご参加いただくことができました!
当日は、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、言語聴覚士、作業療法士、視能訓練士、歯科衛生士、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、医師、看護師といった、多岐にわたる職種に分かれて体験していただきました。参加者の皆さんはそれぞれのユニフォームに袖を通し、期待に胸を膨らませていました。
普段は見ることのできない場所を見学したり、各職種の専門的な業務を体験したりと、充実したプログラムを展開し、特に、先輩職員との座談会では、仕事の魅力ややりがいについて熱心に質問する姿が見られ、活発な交流が生まれていました。
今回の体験が、参加してくれた高校生たちの未来を考えるきっかけとなり、将来、医療の道へ進む一助となれば幸いです。いつか、この場所で共に働ける日が来ることを楽しみにしています。