
仕事を知る
TRAINEE LIFE研修生活の紹介
研修医1年目の久米と申します。今回参加した緩和ケア講習会では主にグループワークと医師患者でのロールプレイを行いました。
グループワークでは末期がん患者を例に挙げて実際にどう対応するのかを話し合いました。
4月の頃よりもがんの薬物治療等については話を理解し、多少は意見を出すことが出来たと思います(予習のe-learningが参考文献付きで分かりやすくまとめてあり、役立ちました)。
しかし、退院にむけての具体的な介入については、訪問診療などを実際に見た経験がほとんどなく、実際に普段から医療相談等で携わっている方々の意見やアイデアは非常に勉強になりました。
ロールプレイはがん告知をテーマに医師・患者役に分かれて行いました。上級医の先生が医師役をされた際のやさしい話し方や「一緒に頑張ろう」という姿勢が言葉の節々から伝わってきたのが印象的でした。また、患者役では役になり切ってみると思った以上にショックで、告知された後の話がほとんど入ってこなかったです。何回かに分けて説明することが大事だと実感しました。
全体を通して、様々な職種の方と話すことができとても勉強になりました。今後の研修では色々な職種の方とより積極的に関わっていきたいと感じました。