/ 医療関係の皆さんへ
PSA検診の対象は50歳以上の男性を想定していますが、前立腺癌の家族歴のあるときは45歳以上が対象となります。
一次検診でPSA4.0ng/ml以上の場合2次検診施設である当院にご紹介ください。
紹介受診後の流れ
通常は入院のうえ前立腺針生検をおこないます。
ただし、尿閉、前立腺炎、加齢など前立腺癌以外の原因でPSA上昇が見られることがあり、その場合は当科で経過観察します。
前立腺生検で結果が陽性であれば手術、内分泌、放射線などの治療を当院にて開始します。
生検結果が陰性の場合は、逆紹介いたしますので診療所でPSAの経過観察をお願いします。
逆紹介後の当院への再診について
前立腺生検後の前立腺癌陰性患者におけるPSAの経過観察の間隔は、6ヶ月~1年毎検査をお願いします。また、判断に迷う症例であれば、遠慮なくご紹介下さい。