医学生の方へ |
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研修プログラム外科外科 当科では、研修医の熱意とスキルに応じて、小手術の術者や前立ちの役を務めてもらっています。検診マンモグラフィの読影医としての資格(マンモグラフィ精度管理中央委員会の講習受講と試験合格が必要)を取得希望者は、当科研修期間中に必要症例約1000例の読影をこなしてもらった上で、マンモグラフィ精度管理中央委員会主催の講習会と試験(静岡では年に1回開催、全体で49人枠)が受けられるように、当院から申し込みをしてあげます。但し、受講希望者の多寡にもよりますが、各病院からは年間2〜3人までの枠となると思います。 呼吸器外科呼吸器外科:呼吸器外科診療は呼吸器外科専門医が中心となりチーム医療を行っています。診療の対象となる主な疾患は肺・縦隔の腫瘍、自然気胸、胸部外傷などです。肺・縦隔腫瘍、自然気胸ともそれぞれ年間20〜30件の手術(呼吸器外科の総手術数は70〜80件/年)を行っています。肺癌の手術においては標準的な開胸による肺切除術を行いますが、当科では自然気胸を中心として15年前から胸腔鏡手術を導入しています。胸部外傷においては全身的な病態を把握しつつ胸腔ドレナージや気管支内視鏡、人工呼吸などの呼吸管理を行います。手術ではクリニカルパスを用いた周術期管理により医療チームの教育を行い、リスクの少ない均質かつ効率的な診療を目指しています。研修医は診療チームの一員となり、カンファレンスでの症例提示、患者・家族との面接(説明)、手術の助手、術後管理等々の臨床経験を積みます。これらの経験をある程度積んだところで胸腔ドレナージ、気管内挿管、気管支内視鏡。手術創の縫合などの実技を習得します。また、研修医には上級医師の指導のもと静岡県外科医会などで症例の発表をしてもらいます。胸部外科長 北 雄介 一般外科当科では、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、血管外科、一般外科と、幅広い範囲を扱っています。年間手術件数は750-800例で、さまざまな手術に助手として参加していただくことが可能です。また、外科系を志望する方には1年目、2年目から、体表腫瘤摘出手術、ヘルニア手術、胆嚢摘出術などの術者を経験することも可能です。3-5年目のレジデントのもとで術後管理にも積極的に参加していただき、静脈ルート確保から気管内挿管等までの基本手技を学ぶ機会も数多くあります。医務部長 高林直記
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