研修プログラム
小児科
小児科の初期研修
【概要】
小児科の初期研修は1年次の2ヶ月が必修で、希望者は選択で更に3ヶ月程度の研修を受けることができます。卒後4年目以上の指導医とペアで入院患者の受け持ちや、救急対応、分娩立ち会い、健診、予防接種等をします。回診と週2回のカンファレンスで受け持ち患者のプレゼンテーションをしてもらいます。
2年目は、内科、小児科の当直医にチェックを受けながらの夜間救急対応など、実践的なトレーニングを行います。
【研修の目標】
現在、地方の多くの病院では小児科医が24時間患者対応をすることが難しい状況にあります。従って、小児科医ならずとも、小児救急の一般的な問題に対応する力が求められます。当科での初期研修は、救急診療で遭遇する、小児の一般的な疾患を診るために必要な力を身につけることを目標としています。
【特徴】
当院は焼津市と近隣市町の中核病院であるため、小児科もあらゆる患者の診療を行っています。肺炎、胃腸炎、熱性けいれんなど、小児科領域の一般的な疾患については患者を受け持ちながら一通り学んでいただきます。また、NICUを有し、新生児の診療にも力を入れています。初期研修医も指導医とペアで、未熟児も含めてあらゆる患者の受け持ちをします。実際に施行する処置は、状況に応じて指導医が判断しますが、未熟児の末梢ライン確保くらいはしてもらいます(挿管をした人もいます!)。また、当科は神経、循環器等の専門外来を有し、東京大学小児科、静岡県立こども病院とも連携して、専門性を要する慢性疾患の診療にも取り組んでいます。
【学生、研修医の諸君へ】
当科では、年間約1200例の入院患者を8名の病棟医(科長を含む)で分担して診療しています。大変ですが、やりがいはあるはずです。当科の研修は、小児救急に対応する必要最低限の力を身につけるために最適なものと自負しています。意欲のある若い先生たちが焼津を希望して、我々と一緒に仕事をしてくれることを期待しています。
【週間予定表】
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
13時15分〜 |
病棟カンファレンス |
NICU・GCU
Dr-Nurse
カンファレンス |
病棟 Dr-Nurse
カンファレンス |
総回診、
病棟カンファレンス |
抄読会 |
17時00分〜 |
第1(月)
周産期カンファレンス |
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