2年次 F.Y (浜松医科大学卒) |
こんにちは。研修医2年目のF.Yと申します。
私は浜松医科大学医学部附属病院のたすきがけプログラムで、半年を大学で過ごし、1年間焼津、半年をまた大学というちょっと変わったローテーションでした。この文章を書いているのは焼津の研修が終わる8月頃、一年間を思い出しながら書いています。
たすき掛けのいいところ、というテーマで依頼を頂いた訳ですが、やはり大学病院と市中病院の両方の環境で研修ができるというところだと思います。大学病院と市中病院に入院する患者様はそれぞれ異なります。大学では、紹介で入院した希少な疾患の治療や、市中では見られない検査などを経験します。市中病院では救急から入院された方を中心に、多様なプロブレムを抽出し、整備していくことが主なタスクになると思います。特に救急外来での初期対応は、数多くの経験をすることができました。
院内の垣根が低い当院では、他科の上級医の先生に医局でレクチャーをして頂いたり、エコー検査技師などコメディカルの方にも教えて頂いたり、やる気次第で様々な機会があります。廊下でたまたま出会った研修医同士で救急外来の対応についてディスカッションすることもあり、同期にも恵まれました。焼津での研修でもっと学びたいと思った領域について、また大学病院に戻り研修していきたいと思っています。住みやすいところなので、できればもう少し居たかったなと思います。
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1年次 Y.S (東京大学卒) |
はじめまして。焼津市立総合病院で初期研修一年目、東京大学で二年目の研修を行う予定の、Y.Sと申します。
協力型プログラムの長所は、経験できる症例の幅と考えます。一年目を焼津で行う場合は、いわゆる必修診療科である外科、内科、麻酔、救急を計10ヶ月、残り2ヶ月を自分の選択で回ることになります。多少の例外があるものの、焼津周辺の患者さんがそのままこの病院を訪れることになります。そして、救急の場においてはそのファーストタッチは、一年目の研修医の仕事になります。将来、どのような形で医療に携わるとしても、医者人生の最初にこのような形で、医療に関わることはとても有益であると感じます。基幹型の他の仲間たちと分け隔て無く成長でき、魚はおいしく、人は暖かく、ここで初期研修をできて本当によかったと思っています。二年間ここに居たかったと思えてしまうことが、最大のデメリットでしょうか。
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1年次 K.H (山梨大学卒) |
山梨大学の協力型プログラムにて初期研修を当院で行っております。協力型プログラムを選択した理由は、市中病院にてcommon diseaseを経験するため、大学病院にて稀少疾患やがん症例を経験するためでした。初期研修が始まって4ヶ月ほど経ち、感冒,肺炎,めまい,高血圧など、よくある症候・疾患を多数経験できました。当院での研修はわたしの目的に沿うものであると同時に、それ以上に充実したものです。特に、救急室でさまざまな症例にファーストタッチで関わることができるのはとても良い経験となっております。先生方のご指導は丁寧で、大変勉強になります。
ぜひ、当院との協力型プログラムを検討してみて下さい。
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