焼津市立総合病院

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その他のご案内

医学生の方へ


研修医メッセージ

 令和2年度の初期臨床研修医からのメッセージを掲載しました。

基幹型2年次からのメッセージ
  2年次 S.O (名古屋大学卒)
 この病院で研修が始まって早くも1年半が過ぎ去りました。時間が過ぎるのは早く、そのスピードに自分の成長が追いついていない感じもしますが、治療方針を自ら考え上級医の先生と議論できるようになってきた気がします。
 また、2年次より始まった当直でも、合理的な初動ができるケースが増えてきたようにも思えます。当院の研修では、ある程度がんばって知識を詰めたら、それらをちゃんと応用する場を与えてくれます。医師としての自分の判断を上級医やスタッフの方々がサポートしてくれます。INPUTとOUTPUTのバランスが良い研修ができていると実感しております。
 焼津は田舎で、都会と比べたら刺激が少なく、プライベートは退屈するかもしれません。しかしながら、近場に割と自然も多くBBQやスポーツなど、いろんなスタッフと楽しめる機会もあるので、充実した研修生活を送れると思います。

  2年次 Y.A (名古屋市立大学卒)
 私は研修医の主戦場は救急外来だと考えます。焼津市のある志太榛原医療圏には45万人程の人口がおり、医療圏としてはかなり広いため本当に様々な疾患を診ることができます。当院では、夜間帯の救急当番のファーストタッチは基本的に初期研修医が行います。その際に必ず上級医の先生と共に診察することになっており、適切なフィードバックを行ってもらいながら診察や検査を進めることができます。そして軽症例から重症例、よく見る疾患から珍しい疾患まで幅広い症例の初期対応を学び、経験することができます。毎週水曜日にはランチョンセミナーがあり、穏やかな雰囲気で他の研修医が経験した症例について上級医の先生と相談やディスカッションをすることができるなど勉強会の機会にも恵まれています。
 当院の病床数は約400とあまり大きい方ではないので、人数の関係で診療体制が十分ではない科もありますが、他の病院で研修をさせてもらうことで補うこともできます。また他の診療科との垣根は低く気軽にコンサルトすることができ、医師以外の医療関係者の方々も研修医のことを優しく見守り助けて下さいます。
 生活面では病院の近くにはイオンがあるため困ることは無く、港町で海産物はおいしいです。つまり当院での初期研修に死角はありません。魅力にあふれた焼津市立総合病院で、2年間の研修生活を楽しんで下さい。


協力型おすすめの点
  2年次 F.Y (浜松医科大学卒)
 こんにちは。研修医2年目のF.Yと申します。
 私は浜松医科大学医学部附属病院のたすきがけプログラムで、半年を大学で過ごし、1年間焼津、半年をまた大学というちょっと変わったローテーションでした。この文章を書いているのは焼津の研修が終わる8月頃、一年間を思い出しながら書いています。
 たすき掛けのいいところ、というテーマで依頼を頂いた訳ですが、やはり大学病院と市中病院の両方の環境で研修ができるというところだと思います。大学病院と市中病院に入院する患者様はそれぞれ異なります。大学では、紹介で入院した希少な疾患の治療や、市中では見られない検査などを経験します。市中病院では救急から入院された方を中心に、多様なプロブレムを抽出し、整備していくことが主なタスクになると思います。特に救急外来での初期対応は、数多くの経験をすることができました。
 院内の垣根が低い当院では、他科の上級医の先生に医局でレクチャーをして頂いたり、エコー検査技師などコメディカルの方にも教えて頂いたり、やる気次第で様々な機会があります。廊下でたまたま出会った研修医同士で救急外来の対応についてディスカッションすることもあり、同期にも恵まれました。焼津での研修でもっと学びたいと思った領域について、また大学病院に戻り研修していきたいと思っています。住みやすいところなので、できればもう少し居たかったなと思います。

  1年次 Y.S (東京大学卒)
 はじめまして。焼津市立総合病院で初期研修一年目、東京大学で二年目の研修を行う予定の、Y.Sと申します。
 協力型プログラムの長所は、経験できる症例の幅と考えます。一年目を焼津で行う場合は、いわゆる必修診療科である外科、内科、麻酔、救急を計10ヶ月、残り2ヶ月を自分の選択で回ることになります。多少の例外があるものの、焼津周辺の患者さんがそのままこの病院を訪れることになります。そして、救急の場においてはそのファーストタッチは、一年目の研修医の仕事になります。将来、どのような形で医療に携わるとしても、医者人生の最初にこのような形で、医療に関わることはとても有益であると感じます。基幹型の他の仲間たちと分け隔て無く成長でき、魚はおいしく、人は暖かく、ここで初期研修をできて本当によかったと思っています。二年間ここに居たかったと思えてしまうことが、最大のデメリットでしょうか。

  1年次 K.H (山梨大学卒)
 山梨大学の協力型プログラムにて初期研修を当院で行っております。協力型プログラムを選択した理由は、市中病院にてcommon diseaseを経験するため、大学病院にて稀少疾患やがん症例を経験するためでした。初期研修が始まって4ヶ月ほど経ち、感冒,肺炎,めまい,高血圧など、よくある症候・疾患を多数経験できました。当院での研修はわたしの目的に沿うものであると同時に、それ以上に充実したものです。特に、救急室でさまざまな症例にファーストタッチで関わることができるのはとても良い経験となっております。先生方のご指導は丁寧で、大変勉強になります。
 ぜひ、当院との協力型プログラムを検討してみて下さい。



病院や焼津の雰囲気
  1年次 K.K (東京女子医科大学卒)
 私は東京出身で、焼津はこの研修で初めて訪れました。そんな新参者の私にも焼津市民の方々は皆様とても親切に接してくださり、また雰囲気は穏やかです。病院のスタッフの方々は研修医に非常に教育的で、こちらが手間取っていると何も言わなくてもサポートしてくださいます。このようなことは東京の病院ではまずないと思います。
 また私は今までずっと実家暮らしだったため、今回が初めての土地で初めての一人暮らしでした。最初は不安でいっぱいでしたが総合研修指導室の方々や先輩、同期が私生活の面でもいつでも相談に乗ってくださり心配はありませんでした。 このように、焼津市立病院は研修の面でも私生活の面でも非常に過ごしやすいところです。


救急での研修
  2年次 A.M (帝京大学卒)
 救急専門の先生はご不在ですが、その分研修医の裁量が大きく、やりがいがあります。
 たとえば心肺停止状態の患者さんの蘇生なども、大学病院とは異なり、初期研修医がリーダーとなって行うことができます。かと言って、いきなり現場に放り出されるのではなく、慣れない内はウォークインでやって来た軽症の患者さんの問診も上級医が一緒に行ってくれました。
 上級医も看護師さんたちもとても優しいので、出来ないところは自然と助けてくれます。自分でも気づかないうちにレベルアップすることが出来る環境だと思います。
 また週に一度、救急外来で診察した患者さんについて症例検討する機会があります。指導医から的確なフィードバックをもらうことができ、とても勉強になります。
 患者さんも病院のスタッフも上級医も優しい方ばかりで、細かい研修医の要望も聞いてくださり、研修医が働きやすいことを第一に考えてくれているのを日々感じています。
 個性的な人も多く、どんな個性も暖かく受け入れてくれる病院だと思います(笑)暖かな人間関係の中で、救急の研修もしっかり行いたい方にお勧めの病院だと思います。
 私は他病院からのたすき掛けプログラムできたので、病院見学をせずいきなり来てしまったのですが、今では焼津市立総合病院を選んで本当に良かったと思っています。



研修が始まりました
  1年次 S.F (東京大学卒)
 焼津では、1年目の研修医2人につき1人の先輩研修医が指導役として割り当てられています(屋根瓦制度)。それだけ聞くと”1人の先輩から”教えを受ける制度に思えるかもしれません。しかし、焼津は(屋根瓦制度もあってか)先輩研修医が後輩研修医を指導するという風土が醸成されており、どの先輩も、いつでもどんなことでも優しく気さくに教えてくださいます。
 教育環境という意味でも、職場環境という意味でも、非常に過ごしやすいところだと思います。

  1年次 S.T (浜松医科大学卒)
 今年のオリエンテーションは新型コロナのため、半日を二週間かけて行われました。臨機応変に対応してくださったことをありがたく思います。研修にあたって必要な知識や手技、病院内のシステムに至るまでを事前に知ることができて良かったです。屋根瓦制度は、二年次と一年次の少人数のグループで、研修のサポートをしていただける制度です。身近に相談しやすい先輩についてもらえることで、安心して研修を始めることができました。

  1年次 A.K (金沢医科大学卒)
 まずオリエンテーションですが4月1日から無事に開始することができました。半日の日程で2週間行い、3密を避けるように環境面も配慮しながら行われました。研修医生活に極力影響がないように先生方、職員の皆様が最大限の配慮をしてくださいました。 次に屋根瓦制度です。1年次1〜2人に対して2年次が1人付き、カルテの使い方から診療に関することなど幅広くサポートして頂ける制度です。 以上のことから安心して研修医生活を開始することができました。
 当院で働くことができて本当に良かったです。


令和2年度研修風景



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