焼津市立総合病院

文字サイズ変更
サイト内検索
トップページ > その他のご案内 > 医学生の方へ >貴重な研修生活を送る医学生へ

その他のご案内

医学生の方へ



総合研修指導室長より      

平成26年度 臨床研修合同説明会「レジナビフェアスプリング2015in東京」に出展参加してきました

< 2015年3月 >

 3月22日(日)に東京ビッグサイトにて行われました「レジナビフェアスプリング2015in東京」に出展参加してきました。
 訪れていただいた学生は32名ほどで、様々な大学から新5年生や新6年生の医学生に参加いただきました。
 皆さんには1人、1人に話をさせていただき、長い人では30分以上も話を熱心に聞いていました。
 また先輩からの口コミでブースに訪れた方もいらっしゃいました、ありがとうございました。
 次回は7月に大阪での出展となります、よろしくお願いします。


                         臨床研修指導室
平成26年度臨床研修合同説明会

初期研修医を対象とした「基本的臨床研修能力評価試験」を実施しました

< 2015年2月 >

 当院初期研修医が卒後臨床研修の到達目標達成度を評価するため、特定非営利活動法人日本医療教育プログラム推進機構が実施する「基本的臨床研修能力評価試験」を1月31日に当院で受験しました。
 各研修医を順位付け評価することが目的ではなく、当院臨床研修指導の振り返り見直し確認になるための実施です。
 研修医も日頃の研修理解度確認のため、真剣に受験しているようでした。
 研修医からは、後日「これを勉強するきっかけとしていきたい」とのコメントをもらいました。
 後日、試験問題についての勉強会を研修指導室で開催いたします。

                         臨床研修指導室
平成26年度臨床研修指導室


臨床研修合同説明会「レジナビフェア2014in東京」に出展参加してきました

< 2014年8月 >

 2014年7月20日(日)、東京ビッグサイトで開催されたレジナビ東京に参加してきました。小さなブースにもかかわらず、熱心に説明に耳を傾ける学生諸君と話をすることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。当院の雰囲気を知って頂くには、実際に見学するのが一番です。是非一度見学に来て下さい。
                                                      臨床研修指導室 副室長 内田真一

平成26年度臨床研修合同説明会 平成26年度臨床研修合同説明会


臨床研修合同説明会「レジナビフェア2014in大阪」に出展参加してきました

< 2014年7月 >

 2014年7月6日(日)、レジナビin 大阪に参加してきました。とても蒸し暑い中、開始時刻(10時)の1時間前には既に学生さん達が、かなりの長蛇の列を作っており、参加者は約1400名とのこと。大阪での開催であり、東海北陸のブースに立ち寄ってくださる方は少なめでしたが、九州・四国・中国地方の大学生、8名が熱心に当院の説明を聞いてくださりました。現在、当院で初期研修中の先生の仲間もブースを訪ねてくれました。良き先輩達を慕って、ぜひ見学に来てくだされば、と願うばかりです。
                                                       臨床研修指導室 副室長 北雄介

平成26年度臨床研修合同説明会 平成26年度臨床研修合同説明会


臨床研修合同説明会「e-レジフェア2014in西日本」に出展参加してきました

< 2014年6月 >

  2014年6月1日、e-レジフェア2014in西日本が行われた小倉に行き、出展参加してきました。九州という土地柄、どこまで焼津をアピールできるか不安もありましたが、「魚の美味しい町ですよね」「静岡は気候も人柄も穏やかだと聞いています」と声をかけていただき、とても嬉しかったです。ブースでは九州各地から訪れた14名の医学生と話ができました。病院見学には少し遠方ですが、福岡空港から富士山静岡空港までは1時間40分です。世界遺産となった富士山と海がとても綺麗に見える焼津に是非いらしてください。
                                                       臨床研修指導室 八木洋子

2014年臨床研修合同説明会 2014年臨床研修合同説明会

臨床研修合同説明会「レジナビフェアスプリング2014in東京」に出展参加してきました

< 2014年4月 >

  3月21日(祝)に東京ビッグサイトにて行われました「レジナビフェアスプリング2014in東京」に出展参加してきました。
  訪れていただいた学生は36名ほどでしたが、関東を中心とした全国のいろいろな大学からの医学生に参加いただきました。
  多くの学生さん1人、1人に話をさせていただき、長い人では30分以上も話を熱心に聞いていただきました。
  私立大学の学生の参加も多かったです、ありがとうございました。
  次回は九州の小倉での出展となります、よろしくお願いします。

2014年臨床研修合同説明会 2014年臨床研修合同説明会


平成25年度  臨床研修合同説明会「レジナビフェア2013in東京」に出展参加してきました

< 2013年7月 >

  7月14日(日)に東京ビッグサイトにて行われました「レジナビフェア2013in東京」に出展参加してきました。
  訪れていただいた学生は30名弱でしたが、関東を中心とした全国のいろいろな大学からの医学生に参加いただきました。
  多くの学生さん1人、1人に話をさせていただき、長い人では30分以上も詳しく話を熱心に聞いていただきました。
  私立大学の学生の参加も多かったです、ありがとうございました。
  次回は九州は福岡での出展となります、よろしくお願いします。

2013年臨床研修合同説明会 2013年臨床研修合同説明会



< 2013年4月 >

 2013年臨床研修合同説明会今年度は、11名の1年次、3名の協力型2年次を迎えて当院の臨床研修が始まりました。
 1年次全員に出席義務のある講義/実習が今年度は少し増え、また、時間的なゆとりを持たせるため、オリエンテーション期間を1日だけ延長しました。

 当院では、各診療科のローテーションを縦糸に、診療科横断的な講義/実習を横糸に初期研修を計画していますが、講義/実習が少しずつ増えてきています。
 毎年、改訂には指導医、研修医の意見だけでなく、見学に来院した学生の皆さんのアンケートも参考にしています。

 この春休み期間を利用して見学に来院した学生の皆さんには、講義/実習に参加してもらっていませんが、これら見学に来る新6年生、5年生には、救急室の見学だけでなく、講義/実習へ参加するのもよいと思います。
 来院される方は、講義予定表を参考にしてください。

2013年臨床研修合同説明会 今年度は、基幹型2年次は3名だけですので、特に救急室診療が落ち着くまで2-3か月かかるかもしれません。しかし、今年の1年次研修医はなかなか強者ぞろいのようです。期待しています。












平成24年度

< 2013年2月 >

2013年山梨大学臨床研修合同説明会 1月26日に山梨大学医学部附属病院において、「山梨大学医学部附属病院卒後臨床研修プログラム協力型臨床研修病院等説明会」が開催されました。

 山梨大学では初めての開催であり、開催の主旨としては、卒後臨床研修プログラムの充実のため、協力病院及び協力施設において卒後臨床研修を行う際の参考とするため、当院の研修内容及び処遇を学生に対してして理解もらうというものです。

 11協力病院及び協力施設が参加し、参加病院・施設ごとに8分間のプレゼンテーション後、ブースにおいて、参加した医学生に説明を行いました。 

 ブースを訪れてくれた医学生の方々は、熱心に久力臨床研修室長の話に耳を傾けていました。

2013年山梨大学臨床研修合同説明会













< 2012年7月 >

2012年臨床研修合同説明会 今年度の6年生が参加する合同病院説明会は、今週末の浜松での説明会を残して、ほぼ終了しました。
 東京や大阪の病院説明会では、たくさんの医学生の皆さんが焼津市立病院のブースを訪ねてくれました。蒸し暑い中、足を運んでくださったことに、お礼申し上げます。

 今年度の6年生は40名あまりの学生の皆さんが、見学や臨床実習で当院を訪れてくれました。直接、この港町までやってきてくれたほとんどは、東京や大阪の病院説明会で当院のプログラムに関心をもってくれた皆さんです。
 火曜日、金曜日の講義/実習に合わせて見学に訪れる人が多く、診療科や救急室の見学、講義の合間を縫って焼津の町も見てもらいました。また、今年度の病院見学では、希望者には、病棟見学とは別に、研修医と直接、落ち着いて話のできる時間を設けました。経歴や扶養家族のことなど、できるだけ境遇の近い研修医の話が聞けるように人選しましたが、研修医生活や今後のキャリア形成の上で、参考になったでしょうか。
2012年臨床研修合同説明会 実は、私たちも説明会や見学に来る学生の皆さんの話を興味深く聞いています。研修プログラムに、見学者、研修医の意見を参考にして、毎年少しずつ改訂を加えているためです。医師として十分な技能が身につけられるようにプログラムを工夫するには、指導医だけでなく、学生や研修医の立場からの意見がとても参考になります。

 採用面接には、すでに何人かの学生の皆さんが申し込んでくれています。再会を楽しみにしています。





採用面接と夏休み見学について

< 2011年7月 >

2011年臨床研修合同説明会 先週、東京で病院合同説明会がありました。来年までは、合同説明会の予定はないので、これが現役6年生にとっては最後の説明会になりました。
 当院のブースは静岡県の合同ブースからは離れていたので、なかなか分かりにくかったようです。それでも、今回も大勢の医学生と話ができて、とても有意義の時間をすごせました。
 合同説明会のブースでは3-5年生には、プログラムの全体的な話をさせてもらい、6年生には来年度の研修で今年度と多少変わることの説明をしました。
 当院へ春休みに見学に訪れ、その後、震災後にもかかわらず東京から静岡で行われた3月の合同説明会にわざわざ訪ねてくれた彼に、来年度の研修の多少の改訂点を話できなかったのが、少し心残りです。

2011年臨床研修合同説明会 6年生にとっては学生時代の最後の夏休みで、東医体、西医体の時期を挟んで多くの研修病院が採用試験を実施します。
 当院の採用選考には学科試験はなく、面接だけです。面接を受ける人にとってみれば緊張して、余裕はあまりないかもしれませんが、私たちにとっては、これまで見学に当院まで足を運んでくれた人たちに再会できる楽しみな瞬間でもあります(でも、実は、面接官も緊張しています)。見学や実習に来てくれていたときだけでなく、面接で再会できたときに、「是非、この学生と来年一緒に働きたい。」と思うことが少なくないのですが、ルール上、口に出せないのをいつも残念に思っています。
 春に遠方から病院見学に訪ねてくれた学生のなかには、その後の合同説明会で会う機会もなく、どうしているかと思っていた人もいたのですが、そうした人も7月の採用面接に申し込んでいると事務から報告を受け、うれしく思いました。採用面接に再訪される皆さんは、見学に来たときのようにリラックスして臨んでください。今年は、当院の基幹型の研修医は8名採用できることになり、採用数が窮屈だった昨年までと違って余裕があります。
 一方、3-5年生の学生の皆さんは、時間のとりやすいこの時期に、是非、病院見学に訪れていただきたいと思います。説明会で話を聞くよりも、ずっと、実感がもてるかと思います。一泊して見学する人が多いのですが、さらに、1回だけでなく、日帰りだけでもいいので複数回の見学を勧めます(交通費がかかるのは申し訳ない)。病院のいろいろな場面で何人もの研修医、指導医、スタッフに会って欲しいのです。

 夏休み期間中、採用面接であれ、病院見学であれ、再会できることを楽しみにしています。


平成23年度 臨床研修がスタート

< 2011年4月 >

  新研修医の4月が緊張とともに始まりました。
 今年度は、1年間、1年次2年次あわせて18名の研修医が在籍します。さらに研修期間を延長した協力型2年次研修医と他院からの短期の受け入れの2年次研修医が7名在籍するので、延べ25名です。
 2011年臨床研修スタート4月から赴任した研修医は、3日間のオリエンテーションの後、早速、病棟研修、準夜帯の救急室研修、そして火曜日金曜日朝夕の講義が始まりました。

  当院の初期臨床研修では、今年度からはじめた試みが3つあります。
 一つは、2年次基幹型研修医による1年次研修医の救急室研修でのスーパーバイズ制度です。昨年度までは、基幹型2年次研修医一人が、オーダリングシステムに未だ慣れていない新任指導医の下で当直をこなしながら、1年次研修医の指導をしていることがありました。さすがに翌朝には疲労しているため、今年度は当直の基幹型2年次とは別に1年次をスーパーバイズするための基幹型2年次を配置して役割分担をしました。下級生を教えることで、自分に足りないものを意識できる機会が増えることも期待しています。もちろん、基幹型2年次の責任で患者の処方や帰宅を指示するわけではなく、指導医の責任下で診療することは変わりません。(協力型2年次は、当面、1年次と一緒のシフトで救急室研修を行います。)

 二つ目は、講義に工夫を加えたことです。昨年度までは、救急マニュアルの執筆者に4月〜5月まで疾患別に講義をお願いしていたのですが、今年度は、基幹型2年次研修医に症候別に講義をしてもらうことにしました。例えば、発熱から鑑別診断を考え、どうやって診療を進めていくかといったような内容です。昨年、1年間、発熱のある患者を診療するとき、何を考えて、救急室でどう振る舞ったか?どう振る舞えばよかったのか?発熱の原因は感染症だけとは限りません。講義は院内の複数の診療科の指導医、スタッフの協力で準備します。先週、第一回目の講義がありましたが、とても良くまとまっていて、私も勉強になりました。

 三つめは、今年度からメンター制度を導入することです。昨年度までは年間2〜3回程度、私が研修医ひとりひとりと面談をして来ました。これは評価するためでなく、困っていることを聞いたり進路調査をしたりするためのものです。実際、何とか困っていることを解決する方法を考えたり、また、ここでの意見を翌年の研修プログラム改訂の参考にしたりしてきました。しかし、今年度は18名もの研修医が年間を通して在籍し、なかなか私一人では目が行き届かないことが予想されます。なかには、がんばり過ぎて途中で意欲が減退してきてしまう研修医もいるかもしれません。メンター制度は、研修医のメンタルヘルスケアを主な目的にしており、メンターを引き受けてもらった6名の指導医にはもう少し高い頻度で、病院内外で面談をしてもらおうと思っています(できれば院外で集団面談も。でも無理強いはせず)。また、メンタルヘルスケアの観点からだけでなく、研修医がキャリアパスを考える上で、メンターが適切な将来モデルとなることも期待しています。ですから、各診療科から幅広い年齢層の指導医をメンターとして推薦してもらいました。人格的に尊敬できる人ばかりです。

 今年度は上述した他にもいくつかの改訂点があります。再びゴールデンウイークから夏休みにかけて来院する見学者には、今年度のプログラムについて説明し、直接、新研修医と話をする機会を設けたいと思います。


学会、研究会での発表について

< 2011年3月-2 >

 医学生は春休みに入り、毎日、誰かしらが見学に当院を訪れています。
 見学に来てくれている学生には、必ず、研修プログラムの概略について話をさせてもらう機会を設けているのですが、いつも、言い忘れてしまうことがあるので、ここに書きとめておきます。
2011年臨床研修学会発表
 先日、話をした学生の皆さんにも言い忘れていたのですが、それは学会、研究会での症例発表についてです。学会、研究会での症例の発表は、病態の理解を深めることで良い勉強になりますが、それだけでなく、communication skillを磨く大切な機会であるとも考えています。

 私は、学会発表が苦手でした。院内の小さな研究会や症例検討会ですら症例を発表することは苦手でした。患者の経過を良く理解し、資料を集めて、発表原稿を書き、発表資料を作る。指導を受けながら作業を進めていたのに、発表を一週間後に控えた予演会では、さんざんに不備を指摘されたあげく、本番でも壇上で立ち往生してしまったことが何度もあります。それでも、いまでは発表することと聞くことは自分にとって必要なことで、楽しいとすら思っています。

 当院に赴任して間もない10年近く前に、当院だけでは解決できない症例について、高名な専門医の意見を聞きたいと切実に思ったことが私が苦手意識を払拭したきっかけでした。県内の専門医には類似症例の経験者のない、稀な症例を担当していました。ちょうどその頃、その分野の専門家の講演と症例検討会が県内で企画されているのを知り、意を決して自ら症例提示に応募しました。身近に感じていた患者さんを気の毒に思う気持ちが、発表に駆り立てたのかも知れません。念入りに準備して望んだ症例発表は自分でも満足のいくもので、講師の専門家からは有用なアドバイスをいくつももらいました。
 そして、この発表によって、実感をもってcommunication skillの大切さに気がつきました。上手に患者の説明をして、さらに自分の考えを述べられるのなら、自分の持っていない超専門医の知識・技能を患者に投入できるのです。また、他者のプレゼンテーションを十分に理解できるのなら、他者のなしえた成功、犯した失敗、教訓を疑似体験することによって、それらを自分のものとすることもできます。
 
 Communication skillを磨くのに、ただ闇雲に発表回数だけこなせばよいわけではありません。医師同志、医療スタッフ同志での日常的なカンファレンスで、十分に説明できるように意識して訓練することが大切だと思います。院内の大小の症例検討会、研究会も訓練の場です。院内では、なごやかな雰囲気でできるはずです。
 当院では、研修医1年次のうちに院外での発表が1回か2回ぐらい割り当てられます。志太地区や静岡県の研修会かもしれませんし、全国学会の総会かもしれません。自らが担当した症例を発表することは稀で、他の医師が担当した症例であることが多いようです。しかも、未だローテートしていない診療科の症例かもしれません。しかし、症例を割り当てるだけで、予演会まで放っておくようなことはしません。2ヶ月以上の準備期間を設けて、定期的に(しつこく)上級医が指導します。初めての発表で、壇上で立ち往生するようなことはさせません。

 医師を生涯の職業として選ぶのなら、どんなに勉強しても自分ひとりの力量や自分のグループだけでは解決できない症例に、この先いくらでも出会います。そんな時こそ、自分の考えを他者に分かってもらう技術が必要です。医療知識や技術をon-the-job trainingで学ぶことに加えて、Communication skillを磨くことも、2年間の初期臨床研修の柱の一つだと考えています。


焼津市立総合病院で研修される方へ

< 2011年3月-1 >

 2011年臨床研修指導室より6年生は国家試験も終わり、臨床研修が始まるまでの休暇を楽しんでいるころでしょうか。
 新年度に迎えいれる新研修医1年次は11名です。来年度も多彩な大学出身者を採用することができました。出身地も多様です。また、2年次は協力型研修医が2名加わり、研修医は基幹型、協力型あわせて19名でスタートします。数名の後期研修医も加わり、また、にぎやかになることでしょう。

 学部6年生には慌しい1年間だったと思います。受け入れる側の当院でも、夏までは病院見学の受け入れ、秋に採用面接をし、マッチングの結果発表を待ち、それと同時進行で、半年ほど前から、来年度の臨床研修について調整を続けてきました。研修医と指導医の希望や反省を酌みながら、そして見学生のニーズをできるだけ考慮して、秋以降は研修内容について議論が交わされました。厚生労働省への届出が必要なので、ここでの議論は現学部5年生が研修医になったときに適応されますが、次年度の新研修医にもできるだけ運用できるように工夫します。
 すでに夏休み以降、20名以上の学部5年生が病院見学に足を運んでくれましたが、来年度の研修の詳細までは十分には説明ができませんでした。しかし、2月の研修委員会で詳細が決まり、ホームページでもお知らせできます。夏に来院した学生には、現1年次の研修内容を説明しましたが、春以降は多少の改訂が加わった内容についてお話します。

 春休みの見学希望者も少しずつ予約が入るようになりました。この時期、多くの学生の皆さんに当院の臨床研修、そして2年次研修医の進路について説明したいと思います。

※3月26日には、静岡県の主催する臨床研修病院の合同説明会が、静岡市で開催されます。もし、病院見学に多少でも躊躇している方がいれば、まずは、合同説明会のブースでお会いしましょう。現役研修医(病院長も?)と、待っています。

臨床研修医指導室長  久力 権

来年度の基幹型臨床研修医定員が6名に増枠決定!      

< 2010年7月 >

2010年臨床研修指導室 7月17日、18日と東京での研修病院説明会では、主に4、5年生に説明を聞いてもらいました。6年生は、さすがにこの時期には、すでに研修病院を絞っているようで、初めて説明を聞いてもらう人は少数でした。病院の見学者もすでに5年次が主体になってきており、6年生とは採用試験で再会することになりそうです。

 来年度は、基幹型研修医定員が6名に増員されました。当院に見学に来てくれた6年生に、「焼津は4名しか採用しないじゃぁないですか。協力型として焼津で研修を希望するほうが採用されやすいですか?」と聞かれることがありました。今年は、残念ながら採用できなかった方がいました。プログラムの改訂を重ねて、少しでも魅力あるものにしようと努力していますが、採用枠だけは自由にできません。しかし、先日、増員されることが県から通知され、早速、見学に来てくれた学生の皆さんには連絡をしました。

 また、焼津市には医学生の奨学金制度がありますが、奨学金を受けているからといって臨床研修に優先枠があるわけではありません。すでに奨学金を受けて内定している人がいるわけではなく、当院での研修を希望している学生に6名の定員をそのまま提供できます。
 昨年並みの希望者数でしたら、今年度は採用できそうです。定員が少ないことで尻込みしている方もいると聞きますが、是非、当院での基幹型研修を再考してください。8月26日、8月27日が当院の採用試験日です。


金曜日早朝のCase conferenceについて      

< 2010年6月 >

2010年臨床研修指導室 講義日程表にあるように、6月からは、金曜日朝は研修医と病院長、数名の指導医とで集まってcase conferenceを開いています。病棟業務の始まる前に、サンドイッチをつまみながら、担当の研修医2名が症例を発表します。担当医をつるし上げるような激しい議論の応酬があるわけではなく、診療したcommon diseaseについてまとめてくれれば、それでいいのですが、中には意表をつくような興味深い経過をたどる症例もあります。
 診療科を越えて症例を共有することは、指導医にとっても勉強になります。

 先日は、早朝3時30分からのサッカー日本代表vsデンマーク代表戦があり、眠たい目をこすって全員が集まりました。研修医全員が毎回、参加しているだけでなく、今年は、外科の若手医師達もこのcase conferenceも加わってくれるようになり、サンドイッチの注文を少し増やしました。

 8月はcase conferenceはお休みですが、7月中に見学に来られる方には、金曜日の早朝もお勧めです。


救急室歓迎会      

< 2010年5月 >

 こんばんは。臨床研修指導室(手術室兼務)の八木洋子です。 この週末は、クリケン・・・・・久力室長が出張で留守ですので、救急室OGのこの私が代理で出席させていただいています。この歓迎会で挨拶することを(何度もしつこく)勧めましたところ、先ほどメッセージが届きましたので、(皆様の酔いがまわらないうちに)代読いたします。


 救急室スタッフ、救急隊の皆さん、今年も研修医をよろしくお願いします。

 今、ここにいる研修医のなかには、学生として見学に来た時、救急室でスタッフから声をかけてもらい、それがうれしかったと言って、焼津のこの病院を選んだ人がいます。
 何気ない日常のささやかなことが、この病院を魅力的なところにしています。
2010年臨床研修指導室
 また、富田先生(救急室室長)にお願いして計画した金曜日夕方の分担講義に関心を持って、やって来た研修医がいます。
 講義や実習を分担することに限らず、この1年間、この臨床研修というプロジェクトを続けるに当たって実にたくさんの人が、少しずつ、手をかして、そして、励ましてくれました。
 ずっと以前からそうだったように、普段から、研修医に声をかけてくれること、こうした会に誘ってくれること、そして時には批判的な目で医師を見守ることも、臨床研修プロジェクトにとっては大切な励ましです。
 スタッフの日常の少しずつの支えで、人を育て、この病院はゆっくりと成長していきます。 有名病院に負けない魅力は、いつも変わらない日常の中にあると思います。

 今年、集まった研修医は、この1年間か2年間を、休暇を楽しみに無駄に時間を流すために、やって来たのではありません。覚悟を持ってやって来ました。きっと、皆さんに与えられる試練に耐え、何気ない親切に感謝することでしょう。

 指導医の理不尽には耐えられないかも知れません……おっとこれは読まなくていい。

 先日、見学に来た学生が2年次の救急室当直を見学した翌日、言っていました。
 「たった1年で、あれだけできるようになれるものなのか。」
 阿部君、赤松君、そして丸野君のように、1年後に、あれだけできるようになれるはずの研修医は、今年は10名もいます。

 昨年ほどの大きなでこぼこはなく、今年は粒がそろっています。……おっとこれは読まなくていい。
 今年度も研修医をよろしくお願いします。

【研修医各位】
 患者に敬意をはらうこと。
 患者の話をよく聞き、よく観察すること。バイタルサインを大切にすること。

 病棟、救急室のスタッフのみならず、救急隊員をはじめ、院内外のスタッフに敬意をはらうこと。
 お姐さん、お兄さんから与えられる試練に感謝すること。 2010年臨床研修指導室
 上級医、指導医は持ち上げること。

 研修指導室スタッフも持ち上げること。
 特に八木さんには親切にすること。……おっとこれは読まなくていい。

 困ったこと、辛いことがあれば、誰にでもいいから訴えること。
 スタッフに報告や相談をためらわないこと。

 友人や後輩を大切にすること。

 失敗を繰り返し、そのつど、それを乗り越えて行こう。
 明日から、また、朝、「お早うございます」で仕事を始めて、11ヶ月後、「ありがとうございました」で、怪我を
 せずに終わろう。
 生涯にわたって続く勉強のイントロダクションとなる充実した1年間であることを願っています。


今年度の臨床研修がスタートしました      

< 2010年4月-A >

 新たに研修医を迎えて今年度もスタートしました。短いオリエンテーションを終えて、早速、病棟研修を開始しました。

 4月、新研修医にとって、もっとも緊張するのは準夜帯での救急室研修でしょう。指導医や管理型(基幹型)研修医2年次のアドバイスを受けながら、救急室での研修も始まりました。
 診察室で一時間も念入りに問診をした1年次研修医が、「不正確で、知りたい情報は聴取されていない。」と怒られているのは毎年のことです。でも、夏になるころには、素早く、そして、適切な鑑別診断を想定しながら問診ができるようになるでしょう。(それでも、自信をもって診察できるようになるには、誰でも、この先、何年もかかるのでしょうけど。)2010年臨床研修スタート

 「今年の研修医は、皆、礼儀正しい。」という声を、病院内でよく耳にします。4月は人事異動の季節で、見慣れない若手の医師が増えますが、研修医は、「おはようございます。」とか「お疲れ様です。」とか挨拶を交わしてすれ違うので、コメディカルスタッフや事務職員でも、研修医だとわかるのだそうです。
 かつて昔は研修医だった私のことは棚に上げて、研修医のなかでも(と言うよりは、人は誰でも)、挨拶のできる人は、診療技術の獲得が早いように思えます。指導医以外でも様々な専門知識や技能を持った医療スタッフが病院内では働いているわけで、そういった専門家からも直接的、間接的に教えられることは少なくありません。自分から挨拶をして顔なじみが増えれば、様々な専門家が自分を一人前にするのを手助けしてくれます。1年後の期待する到達点を目指して講義・実習を組んでいますが、座学や実習で学んだ知識や手技も、病棟や救急室研修中に、様々なスタッフに支えられ、交流する中で確実なものになるはずです。

 一方で、私から「おはようございます。」と声をかけても、うつむいてしまう新任若手医師は、少し、気の毒に思います。突然、院内PHSで「○○科の△△と申します。当科に入院しております□□さんのことで、少し困ったことがありまして、ちょっとご相談が・・・」と緊張した声で連絡をくれるのですが、診断室にご足労願うと、いつもはうつむいて挨拶を返さない若先生だったりします。赴任したばかりで、緊張と気負いもあるでしょう。でも、「当科」にこだわらず、朝の挨拶ぐらい交わしていれば、「少し困った時」でも「ちょっと相談」にのってあげやすいものです。それでも、この病院の雰囲気がそうさせるのか、やがて結婚披露宴に招いてもらうような仲になるのですけど。

 5月9日の名古屋での研修病院合同説明会には、管理型(基幹型)2年次研修医と臨みます。「少し困った時」でも相談しやすい頼れる先輩の話を聞きに来てください。

  ■5/9開催 東海北陸地区臨床研修病院合同説明会(名古屋)についてのお知らせ

 
臨床研修病院説明会のあった一日      

< 2010年4月-@ >

2010年臨床研修合同説明会 先日、静岡市で開かれた医学生を対象とした合同病院説明会に参加しました。たくさんの学生の皆さんにブースに立ち寄ってもらい、当院での研修内容を説明するとともに、どういったことが未来の研修医から求められているのかを情報収集し、充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
 予定を30分過ぎて会場を後にし、研修医送別会のためにその足で隣街の焼津に戻りました。

 3月は各病棟で送別会があるので私は特別なことをするつもりはなかったのですが、病院長が「焼津の旨い物を食べ残すことがないように、どうしても、研修指導室で送別会を開催すべきだ。」と強く説かれ、病院長、研修医と指導室スタッフだけで、その日の夜に駅前の居酒屋に集まりました。お酒と肴を選び、昼間の説明会の疲れで院長が眠りこけてしまうまで、何度も再会を約束する乾杯を繰り返しました。

 先の合同病院説明会では、当院のブースの前でテレビ局からインタビューを受けました。翌朝のニュースの中で、「静岡県は医師が少なく、医師の定着を図るために、研修医を募集するための合同説明会を県が主体になって開催した」と紹介されていました。インタビューではずいぶん長い時間、報道記者の方に話を聞いていただいたような気がしましたが、実際に夕方のニュースのなかでは少し絵が使われただけだったそうです。
 インタビューでは「県内では医師が少なく、病院は大変な状況なので、積極的に研修医を雇いたいのか?」といった質問を受けていました。「プログラムを整備して研修医を受け入れ、将来、一緒に診療してくれる人材を育てたい。」とお答えしていたのですが、質問の主旨と答えがかみ合わず、インタビューが長引いたのかもしれません。もしかしたら「医師が少なく、足りない医師の分の労働力として、研修医を受け入れたい。」といったコメントを引き出したかったのかもしれないと翌日になって気づいたのですが、カメラの前では思いつきませんでした。
 医師免許を持っていれば、経験にかかわらず医師であることには変わらず、一人前の医師としての医療資源(労働力)と、世間はみなしているのかもしれません。労働力かあるいは教育を受ける対象とみなすのか、研修医は難しい立場にあります。Superviseなしに研修医に責任を引き受ける医師として勤務させることはありませんし、on-the-job trainingとして効果を上げるためには働くことを抜きにした教育もできません。もちろん、医師免許をもった学生であるはずもありません。
2010年臨床研修指導室
 送別会で送られた研修医は、全員が協力型研修医でした。残念なことに1年では経験できる研修内容は限られます。それに、勉強になることや楽しいことばかりでなく、小さな失敗や不本意なこともあったはずです。それでも、ここで学んだ毎日を、生涯にわたって続くon-the-job trainingの良いスタートであったと振り返れる時が、必ず、来るだろうと願っています。








焼津市立総合病院で研修をされる方へ      

< 2010年3月 >

 平成22年度の初期臨床研修の概要がまとまりました。基幹型に加え、協力型の研修医が確定したところで、2年次には選択科の希望をとり、ローテーションスケジュールを調節しました。2010年臨床研修をされる方へ

 当院22年度の2年次研修医は、必ずしも将来の志望科でない診療科を選択期間に選ぶ人が多いようです。そのようにして、初期研修のうちに様々な診療科を経験しておくことは、一見、遠回りのように思えますが、将来の診療の技量を厚みのあるものにする上で、大切なことだと思います。厚生労働省から示された22年度の研修プログラム改訂では、研修医は、ほぼ1年間だけのローテーションで、希望する専門診療科への研修が始められるようになりますが、当院の研修医は、将来は選択しないであろう診療科もじっくりと経験して、この期間は自身の横幅を広げることを考えている人が少なくないように思います。

 また2年次の中には、症例、指導医が少ないため当院ではもの足りないと考えて、他院の専門診療科に武者修行にでることを希望する研修医もいます。例えば、放射線治療は当院では非常勤医師にお願いしている状況なので、今年は、常勤専門医のいる病院に協力病院になっていただいて、放射線治療を学ぶことを希望する研修医を1ヶ月間派遣する予定です。同様に、1年次に総合内科研修の期間に循環器科専門医のスーパーバイズを受けながら循環器科症例を経験スタイルをとっていますが、21年度は循環器科専門医が少なかったため、循環器科単独の研修の希望のある2年次は協力病院にお願いしました。22年度は、循環器科専門医も増えて、2年次での当院での循環器科としての研修が可能になりますが、研修医の希望や症例の偏りによっては、協力病院にお願いするなどして、研修指導室としては柔軟に対処しようと考えています。

 1年次の研修については、当初は、3ヶ月間を選択期間にする予定でいましたが、外科、脳外科、消化器科を必修としてその期間に充てることにしました。外科は2年間の研修項目を満たすためには必要不可欠です。また、当院では脳神経外科、神経内科は密に協力しあって診療していて、今年度、脳神経外科、神経内科の研修では研修医、指導医とも充実した成果があがりました。そこでユニットを形成してそれぞれで1ヶ月以上の研修期間を設けて、併せて3ヶ月としました。さらに、消化器内科は2ヶ月だったのですが、「帯に短し、たすきに長し」で、1ヶ月延長して経験症例の増加と内視鏡、超音波検査などの検査手技の習熟をはかることにしました。

 病棟実習に加えて、22年度は講義、実習もより充実したものになるように予定を組んでいます。診療科医師だけでなく、多くの院内外の専門家の協力を得て、実習をふんだんに取り入れました。院内外指導医の合意事項として、これまでと同様、金曜日の早朝と夕方はベッドサイドを離れて、講義、実習のために研修医の時間を確保しています。

 すでに春休み中の見学の申し込みをいただくようになりました。当院を訪れる学生の皆さんには、もう少し詳しくお話したいと思います。お会いできることを楽しみにしています。

 なお、3月22日に静岡県研修病院の合同説明会があります。ぜひ、当院のブースに立ち寄ってください。 
  場所:グランシップ 東静岡駅下車徒3分  13時から




< 2009年11月 >

 先日、マッチングの結果が発表されました。
 全国からたくさんの学生の皆さんが見学に訪れ、さらにその半数以上もの方が受験してくれました。ありがとうございました。しかし、残念なことに、限られた人数の人としか一緒に仕事や勉強していくことができません。焼津まで何度も足を運んでくれた学生の皆さんに申し訳なく思います。残念ながら基幹型としてマッチングしなかった学生の皆さんも、他院からの協力型の研修医として再会できればと思います。

 さて、基幹型あるいは協力型として4月に再会できるであろう新研修医の皆さんに伝えたいことがあります。
 是非、心電図、輸液、採血や縫合などの基本手技書に目を通してきてください。基本的な教科書を読んでいれば、救急室や病棟でのon-the-job trainingがより効果的なものになります。直接、国家試験には役に立たないかもしれません。しかし、国家試験のための要領のよい受験参考書の知識だけでは実際のベッドサイドや救急室では不安です。国家試験に落ちてしまっては話になりませんが、受かっても、それだけでは話になりません。それに医師として仕事を始めると、なかなか基本的な教科書を読む時間は取れません。当院での初期研修には講義を組み入れていますが、基本的な知識の確認よりは、むしろ日常診療での疑問例、診断困難例などから学ぶような場にしたいと思います。

 焼津市立総合病院は、大学病院や都市の大病院のように各科の専門医がすべて十分に揃っているわけではありません。専門医が在籍していても十分な人数がいないために、緊急時には専門医が多く在籍している他院に搬送せねばならない場合もあります。しかし、それは市民にとってはとても残念なことですが、初期研修には決してdisadvantageであるとは考えていません。見学に来てくれた学生の皆さんにはお話したことですが、初期研修で最も必要なことは、必ずしも各科の専門的な治療に携わることだけではなく、患者を専門科に今すぐに委ねなければならないのか、今は自分で診られるのかの判断を下せるようになることだと考えています。それは、いずれの専門医を目指そうとも必要なことだと思います。
 来年度から始まるカリキュラムでは、2年次のほとんどの期間を将来希望する専門科での研修に充てることが可能になります。ですからなおのこと、1年次での研修を充実したものにしたいと思います。そのために、是非、あらかじめ基本的な教科書に目を通しておいてください。

 この夏、見学に来てくれた方が残してくれた感想のなかに、「誰かれと無く、職員が声をかけてくれた。有名な大病院と違い、どこでも見学中は邪険にされず、忙しいなかでも看護師や事務職員が気をくばってくれた。嬉しかった。」とありました。
 見学に来てくれた皆さんは、まもなく、学生時代が終わります。次は学生でなく、医師として赴任してくる皆さんを私たちは迎え入れる準備を始めています。一緒に仕事を、勉強をしていきましょう。
                                                         




焼津市立総合病院で初期臨床研修を希望する医学生の皆さんへ    

2009年7月
臨床研修医指導室長  久力 権

2009年臨床研修指導室 焼津市立総合病院での初期研修プログラムの最も大きな目標は、「初期研修1年次修了までに、1次救急、2次救急疾患の管理ができるようになること」です。
 すなわち、患者を帰宅させて良いのか、救急室に引き留めるなら専門科への引継ぎまで自分ひとりで診療できるのか、専門医の応援を仰ぐ必要があるのか、あるいは3次救急受け入れ病院への搬送が必要であるか、その判断が下せるようになることと1次救急、2次救急患者の標準的な治療ができるようになることです。

 将来、どの専門科を進路に選ぼうとも、救急診療を経験する中で、医師として1年次のうちから必ず身に付けて欲しい技能があります。
 自分の得意とする分野にかかわらず、基本的な診療情報から鑑別診断を立てられることは極めて大切です。腹痛を訴える女性を目の前にして、SLEを見落とさない外科医、嘔吐する少女から妊娠や頭蓋内出血を見逃さない消化器内科医を目指して下さい。
 また、感染症やDIC、糖尿病の管理の基本も、救急診療から始まる一連の診療を介して身に付けて欲しい各診療科横断的な技能です。病棟診療も、実は多くの部分が初期診療として学んだことから成り立っています。例えば、外科医は手術だけでなく、術前術後のどんなに小さなトラブルも解決しなくてはなりません。それが診療の中長期的な成功を左右するからです。

 こうした考えに基づき、1年次では救急診療を担当しながら診療科をローテーションするプログラムを組んでいます。また、研修医全員に出席義務のある系統講義を組み入れ、超音波検査診療を課しているのも、初期診療技能を高めるためです。
 さらに、2年次は医師として必要な考え方、基本的な技能を磨きつつ、将来のキャリアを意識して専門医としての最初の一歩を踏み、そして3年次の専門科研修へとつなげて欲しいと考えています。

 今年度は、30名以上の医学生の皆さんがすでに来院し、あるいは見学を予定しています。当院の初期臨床研修に関心のある方は、是非、焼津まで足を運んでください。
ページの先頭に戻る
〒425-8505 静岡県焼津市道原1000番地
電話(054)623-3111/FAX(054)624-9103 地図