Q |
心電図ってどんな検査? |
A |
心電図検査は、心臓病を見つけるための基本的な検査で、心臓の筋肉が収縮する時に発生する電気信号を記録します。その変化を波形のグラフに表すことで、心臓が規則正しいリズムで動いているかどうかを見る事ができます。
ベッドに仰向けに寝て胸に6ヶ所、両手首、両足首の合計10ヶ所に電極を貼り付け、5分間ほど心臓の電気信号をとらえ記録します。
運動の後や、寒さや緊張で体が震えている時は正確な検査ができないので、安静にしてリラックスした状態で行ないます。
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Q |
ホルター心電図ってどんな検査? |
A |
人は日常、活動しているときに心身の負荷を受けてさまざまな自覚症状を訴える場合が多く、また一方では、安静時や夜間に心臓に関連する発作を起こす場合も知られています。
このような状況の中で、24時間いつでもどこでも心電図を記録するのがホルター心電図なのです。
胸が痛いのに、心電図をとってもなんでもないと言われる・・・胸が痛かったのに病院に着いたら治ってしまう・・・こんな方にもホルター心電図がお勧めです。
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Q |
肺機能って何をみるの? |
A |
基本的な検査は二種類あります。VC(肺機能分画volume curve)、FV(強制呼出曲線flow volume)です。VCから一回換気量、予備吸気量、予備呼気量、それとFVからの流速・流量曲線から一秒率(最初の一秒間の呼出で全肺活量の何%を吐き出せるか?正常値70%以上)や曲線のカーブより、末梢気道病変、肺繊維症、肺気腫、喘息などを知ることができます。
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Q |
超音波(エコー)検査ってどんな検査? |
A |
人間が聞き取ることのできない音(超音波)を使って体内の病変を探し出す検査です。超音波は放射線と違い、被爆の心配はありません。
そのため妊娠中の女性や、胎児に対しても繰り返し検査することができます。
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Q |
エコー検査では何故食事を摂ってはいけないの?水や薬は飲んでいいの? |
A |
腹部エコーは基本的に絶食となります。食事を摂ることによって、胆嚢が小さくなって超音波で見え難くなってしまいます。そうすると胆嚢内部にポリープや結石があっても分かり難くなってしまいます。
また、胃の中に食物が入ることにより、胃の背中側にある膵臓が見え難くなります。ただし、お水・お茶のみ(ジュース・牛乳不可)飲んでいただいても結構です。内服薬については、普段服用されているものは飲んでください。(ただし、糖尿病で経口血糖降下剤やインスリンを服用の方は、担当医とご相談ください。)
血管エコーや乳腺エコー、心エコーは食事制限はありません。
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