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ロボット支援下手術とは
当院では、ダビンチ ・システム（Intuitive Surgical社製da Vinci Surgical System）によるロボット支援下の手術を行っています。この手術は、内視鏡下手術の一つで、低侵襲な（体へのダメージが少ない）手術です。患者様の体にあけた小さな穴に、手術器具を取り付けたロボットアームと内視鏡（ペイシェントカート）を挿入し、医師がサージョンコンソールと呼ばれる操作ボックスの中で内視鏡画像を見ながら操作します。
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画像を見ながら操作 |
ロボット支援下手術の有用性
腹腔鏡下手術と同様に小さい傷で手術を行うことが可能であるため、術後の傷の痛みも少なく、術後の早期離床が可能で、早期退院・早期社会復帰が期待できます。また、ロボット支援下手術は以下の機能を有しており、腹腔鏡手術と比較してより繊細で正確な手術が可能となるため、出血量がより少なく、開腹手術へ移行する割合も少ないと考えられています。
1.高画像3Dシステム
：従来の内視鏡カメラでは2次元であった画像が、より正確な3次元で画像情報を取得できます。
2.多関節機能付きインストゥルメント
：鉗子（手術機器）に多数の関節が備わっており、人間の手と同等以上の可動域を有します。
3.手振れ防止機能
：手先の振動が鉗子に伝わらないような機能が備わっています。
4.スケーリング機能
：実際に動かした手の幅よりわずかの幅しか鉗子が動かないため、より細かい操作を行えます。
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当院のロボット支援下手術実績
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2019年度
（7月〜） |
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
2023年度
（7月末） |
総計 |
| 腎 臓 |
1 |
3 |
4 |
12 |
6 |
26 |
| 前立腺 |
17 |
38 |
45 |
41 |
17 |
158 |
| 腎 盂 |
ー |
ー |
ー |
ー |
1 |
1 |
| 子 宮 |
ー |
ー |
8 |
12 |
2 |
22 |
| 直 腸 |
ー |
ー |
ー |
ー |
4 |
4 |
| 総 計 |
18 |
41 |
57 |
65 |
30 |
211 |
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