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中央放射線科
RI検査室 <脳血流シンチ>
特徴と目的 |
脳の血流に異常がないか調べる検査です。CT検査、MRI検査では、血管の形状がわかるのに対して、この検査は血流がどのように脳に影響しているのかを調べることができます。また、専用の解析ソフトを使用することで認知症の補助診断に役立てることができます。 |
適応:脳血管障害及び脳機能障害の診断(脳梗塞、認知症、一過性脳虚血など)
使用薬剤:123I-IMP |
検査内容 |
脳は考えたり行動したりすることで血流が変化します。その影響をなるべく抑えるために、検査台で横になっていただき、10〜15分程、脳を休ませます。また、眼が開いたまま検査をすると血液の流れが後頭部に強く出るという報告があります。そのため、アイマスクを使用しながら検査を進めていきます。安静の後、薬剤を注射して撮影をします。撮影時間は40分程、安静にしている間に撮影が終了します。
検査の途中でトイレに行く事ができないため、検査前に済ませていただくようにお願いしています。
*脳に負荷をかける薬を使い検査を行うこともあります。撮影時間は、1時間程かかります。
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症例:右前頭部の血流低下
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