臨床工学科
MEセンター
ME機器の中央管理
MEセンターでは、現在、中央貸出として765台のME機器を管理しています。
中央管理されたME機器は、いつでも最良の状態で患者さまに使用できるよう保守点検が行われ、院内各部署に貸し出しされています。
輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器など、計11種類のME機器は、返却時の終業点検と定期点検などの保守管理を行い、整備が済んだ状態で貸出可能機器として保管され、院内各部署で必要時にいつでも使用できるように中央貸し出ししています。
また、病棟設置のME機器(医療用具を含む)についても、ME機器管理システムのCEIAに登録管理しており、登録台数は6,787台です。
中央貸出されているME機器
■輸液ポンプ
点滴静脈注射を施行する際に利便性と安全性を高めるために使用される医療機器で、輸液チューブを機械に挟み込んでローラーで押すことによって、あらかじめ設定された量を輸注する。輸注速度及び輸注予定量を設定することができます。
■シリンジポンプ
輸液ポンプと比べ、剛性のある注射器を使用するため少量で正確な輸注ができます。
■人工呼吸器
自発呼吸が不十分な患者に対し、人工的に呼吸を補助する器械のことです。
■低圧持続吸引器
外科的ドレナージに使用し、胸腔や腹腔等に貯留した体液などを持続的に体外へ排出させます。
■深部静脈血栓予防ポンプ
手術後、脚の静脈にできる血栓の予防する医療機器です。
■生体情報モニタ
患者の心電図、心拍数、血圧、体温を長時間モニタリングするものです。
■経管栄養ポンプ
経口摂取困難な患者に対し胃瘻から、水分、栄養を流入させるためのポンプです。
■褥瘡対策マット
自分で寝返りをうつことができない患者の床ずれを防ぐためのマットです。
■離床センサ
患者がベッドから離れたことをナースコールで知らせるシステムで、徘徊、転倒、転落を防ぎます。
■携帯型電気メス
病棟などで使用する簡易的な電気メスです。
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