/ 診療科・部門
総合診療内科では、専門分野にこだわらない内科全般の外来診療と入院診療を行います。
現代は医療が専門化し、分化しており、例えば不明熱、体重減少、低タンパク血症のような疾患、またいくつかの臓器の異常を抱える病態では、どこに受診(もしくは紹介)するか判断に迷うことが少なくありません。
こうした「内科医の判断」を必要とする疾患を総合診療内科として受け止め、必要な専門分野の診療科への橋渡しを行いながら、患者さんにとって最良と思われる治療が受けられるよう判断し、治療していきます。
かかりつけ医の先生の判断で、循環器内科や消化器内科などの専門医の診察が必要と判断された患者さんについては、それらの専門診療科への紹介状を書いてもらい、直接専門診療科を受診していただくことに変化はありません。
総合診療内科、もしくは専門診療科で必要な治療を行い、長期的治療方針を定めて、紹介していただいたかかりつけ医の先生に逆紹介し、日常的な診療は地域の診療所で行っていただくことを原則とします。
当科は、現在、科長、副科長、専攻医3人の5人体制です。これに研修医が1-2名加わり、チームとして入院患者に対応しています。
また非常勤医師1人、腎臓内科医師の応援によって、毎日の総合診療内科外来、さらには救急外来業務など対応しています。
科内のカンファレンスは毎日行っており、毎週一回、各専門内科と共に合同カンファレンスを行っています。
扱う疾患としては、肺炎、尿路感染症、さらにはウイルス感染症など急性期感染症が最も多く、原因不明の発熱、炎症反応高値、血液異常など幅広く担当しています。
また最近は高齢者が多疾患を有する症例や、全身の臓器に障害がみられるなど、1つの専門科に振り分けにくい場合など多く、当科で可能な限り主治医として対応しております。
総合診療内科の山下医師が執筆した「ケーススタディ」が臨床透析に掲載されました。(2024年9月)
薬剤部(渡部 他)、整形外科、腎臓内科、総合診療内科による共同研究が Clinical Experimental Nephrology に掲載されました。(2024年10月)
臨床研究を行う場合、診療情報等の過去の情報のみを用いた研究や、手術検体試料を用いるような研究については、文部科学省と厚生労働省が定めた「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(平成27年4月1日施行)に従い、「必ずしもインフォームド・コンセントを受けることを要しない」とされております。
当科では臨床研究について、診療情報から個人が特定される情報は削除した上で、学会や雑誌等で発表されますが、その際にも個人が特定される情報は公表しません。ご自身の情報提供並びに拒否される方は遠慮なく申し出てください。ご不明な点があれば担当医師にお尋ねください。
池谷 直樹 / いけがや なおき
大島 一憲 / おおしま かずのり
大島 弘彰 / おおしま ひろあき
酒井 宏記 / さかい ひろき
中村 紫音 / なかむら しおん
大場 裕 / おおば ゆたか
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | ||
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午 前 |
1 |
池谷 直樹 |
ー | ー | ー | ー |
2 | ー | 大島 弘彰 | ー |
大島 一憲 |
大島 一憲 | |
3 |
関 常司 |
ー | 大場 裕(非常勤) | ー | 大場 裕(非常勤) | |
4 | 森 瑞貴 | 北 雄介禁煙外来 |
三谷 秀平 (非常勤) |
ー | 中村 紫音 | |
午 後 |
池谷直樹(再診のみ) |
池谷直樹(再診のみ) |
ー |
大島 一憲(再診のみ) |
中村 紫音(再診のみ) |
休診・代診はありません。