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「待機的結腸直腸切除術における術後感染予防抗菌薬の有効性及び安全性を評価する後方視的観察研究」へのご協力のお願い

臨床研究

「待機的結腸直腸切除術における術後感染予防抗菌薬の有効性及び安全性を評価する後方視的観察研究」へのご協力のお願い

2023年8月1日から2025年7月31日までに本院で待機的結腸直腸切除術を受けた方へ

研究機関名:焼津市立総合病院
研究機関の長:病院事業管理者 関 常司
研究責任者:薬剤部 加藤 純

1.研究の概要

1)研究の目的
待機的結腸直腸切除術において経口抗菌薬(OAB)による術前の化学的腸管処置が手術部位感染(SSI)を低下させることが報告されています。当院でもガイドラインに準拠し、2024 年 8 月より従来の機械的腸管処置に加え OAB(メトロニダゾール及びカナマイシン)による化学 的腸管処置の併用を提案し、これを開始しました。
今回、この有効性及び安全性を評価することを目的として後方視的観察研究を実施します。また、当該母集団においてSSIに関与すると考えられるその他の要因に関する報告は少ないことからこれらについても探索的に検討します。
得られた知見を参考に術後感染予防抗菌薬の最適化と今後のSSI低下に活用します。

2.研究の方法

1)研究対象者
2023年8月1日から2025年7月31日までに本院で待機的結腸直腸切除術を受けた患者さん

2)研究期間
倫理委員会承認日から2026年3月31日

3)研究方法
患者背景、原疾患、基礎疾患、術式、SSIの有無、治療経過、医療費、投薬歴及び臨床検査値に関する情報を診療録より後方視的に収集し、解析します。得られた結果により、OAB実施群と非実施群でSSI発生率を比較するとともにOAB実施群での有害事象を評価します。また、SSIに関与すると考えられるその他の要因についても探索します。
結果は、患者さんが特定されることのないよう個人情報を保護し、関連学会あるいは学会誌等で発表します。

4)情報の保護
この研究は該当する患者さんの通常の診療記録をまとめることによって行います。利用する情報からは個人情報(お名前,ご住所などの個人が特定できる情報)を削除し、匿名化を行います。また、この研究の成果は学会や専門誌などで発表することもありますが、この際も個人情報
を公開することはありません。
研究に関する問い合わせや自分の診療データを研究に利用することを望まない場合は、下記までお問い合わせください。なお、研究の辞退によって診療などで不利益となることはございません。

問い合わせ先
所属・氏名:薬剤部 加藤 純
電話番号:054-623-3111(平日8時30分~17時15分)
ファックス:054-623-6335

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