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Bacillus属による菌血症患者の臨床的特徴及び予後不良因子の探索

薬剤科

本院では、以下の臨床研究を実施しています。この研究を実施することについて、あらかじめ焼津市立総合病院の倫理委員会で審査され、承認されています。

この研究は、該当する患者さまの通常の診療記録をまとめることによって行います。利用する情報からは、個人情報(お名前、ご住所などの個人が特定できる情報)を削除し、匿名化を行います。また、この研究の成果は学会や専門誌などで発表することもありますが、この際も個人情報を公開することはありません。

研究に関する問い合わせや自分の診療データを研究に利用することを望まない場合は、下記までお問い合わせ下さい。なお、研究の辞退によって診療などで不利益となることはございません。

研究課題名 Bacillus 属による菌血症患者の臨床的特徴及び予後不良因子の探索
研究機関の名称 焼津市立総合病院
研究機関の長 病院長 関 常司
研究責任者 薬剤部 加藤 純
研究目的 Bacillus 属は環境に広く存在する芽胞形成性のグラム陽性桿菌である。医療現場では、細菌培養検査における汚染菌(コンタミネーション)として認識されることが多いが、免疫不全患者では敗血症などの重篤な感染症を起こし、時に院内感染の原因菌となることが報告されている。

今回、本院において Bacillus 菌血症と診断された患者の患者背景や治療経過などを診療録より後方視的に収集・集計する。得られた情報から、臨床的特徴に一定の傾向があるかどうか、また、予後不良となる症例にはどのような因子が関連しているのかを検討する。

結果は患者が特定されることのないよう個人情報を保護し、関連する学会あるいは学会誌等で発表する。

今回の研究によって、 Bacillus 属による菌血症のリスク集団やリスク因子を特定することができれば、発現の予防や重篤化の抑制に活用できる。また、薬剤感受性試験などの結果から、抗菌薬適正使用支援を通じて最適な薬物療法に貢献できる。
研究期間 倫理委員会承認日から2021年12月31日
研究方法

■対象となる患者さん
2012 年 1 月以降、本院において Bacillus 菌血症と診断された患者を対象とする

■研究に使用するデータ
年齢、性別、身長、体重、臨床検査値、細菌検査値、併用薬、原疾患、合併症及び治療経過

■方法
調査は院内で行い、診療録から情報を収集する。得られた情報は連結不可能匿名化した後に専用ソフトウェアを用いて解析を行う。

研究資金(利益相反)

本研究に関連し、開示すべき利益相反関係にある企業等はありません

研究方法などの閲覧

開示可能な範囲内で研究方法などの閲覧が可能です

問い合わせ先
担当者
所属 氏名:薬剤部 加藤 純
電話:054-623-3111

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