6月27日(木)、焼津文化会館小ホールにて病院シンポジウムを開催しました。
地域の皆様の健康増進に貢献するための情報発信として、当院の病院シンポジウムの開催はコロナ禍による開催が困難であった期間から5年ぶりとなりました。
当日は、310人もの市民や医療・介護従事者にご来場いただき、好評のうちに幕を閉じることができました。
今回は、高齢化が進むとともに増加している認知症に関し、3名の講師による講演を行いました。
市健康づくり課:法月 保健師とやきつべの径診療所院長:夏苅 医師は、認知症に関する正しい知識を持つこと、認知症を早期に予防することが大切であり、加えて認知症予防の方法などについてお話しされました。最後に、当院脳神経内科長:鈴木
医師からアルツハイマー病の新規治療薬レカネマブ(レケンビ®)による治療について説明いたしました。
当院では、引き続き、市民の健康増進に貢献できるよう情報発信を行ってまいりたいと考えております。
■プログラム
1 中野 弘道 焼津市長あいさつ
2 関 常司 焼津市立総合病院事業管理者あいさつ
3 講演
■講演1 「焼津市における、認知症の現状と予防について」
市 健康福祉部 健康づくり課:法月 友子 保健師
■講演2 「新しい時代の、認知症の理解と予防」
やきつべの径診療所:夏苅 直己 院長
■講演3 「アルツハイマー型認知症の新しい治療」
焼津市立総合病院 脳神経内科長:鈴木 洋司 医師
※当院地域医療連携室から「アルツハイマー外来」の案内説明
4 質疑応答
■参加者アンケートより(一部抜粋)
・わかりやすいお話で認知症についてより深く理解できたように
思います。又、病院の取り組み方など知ることができました。
・気になっていた事がわかりやすく説明されてとても役立った。
自分の健康も気をつけてしっかり予防していきたい。
・認知症が少し理解できました。参考になる話がいろいろ聞けて
よかったです。
・専門用語など難しく、もう少しわかり易くして欲しかったです。
でも勉強になりました。
・先生と先生のお話の間に1分でもいいので水分補給、腰を伸ばす
時間が欲しかった。
〜いただきましたご意見は、今後の講演会等の開催において参考とさせていただきます。〜
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関 焼津市立総合病院事業管理者
多くの方に参加していただきました
法月 焼津市健康づくり課保健師
夏苅 やきつべの径診療所院長
鈴木 焼津市立総合病院脳神経内科長
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