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腸内細菌科細菌菌血症において ESBL 産生菌が関与する因子、予後、抗菌薬コスト及び抗菌薬感受性を評価する後方視的観察研究

臨床研究

本院では、以下の臨床研究を実施しています。この研究を実施することについて、あらかじめ焼津市立総合病院の臨床研究倫理審査委員会で審査され、承認されています。
この研究は、該当する患者さまの通常の診療記録をまとめることによって行います。利用する情報からは、個人情報(お名前、ご住所などの個人が特定できる情報)を削除し、匿名化を行います。また、この研究の成果は学会や専門誌などで発表することもありますが、この際も個人情報を公開することはありません。
研究に関する問い合わせや自分の診療データを研究に利用することを望まない場合は、下記までお問い合わせ下さい。なお、研究の辞退によって診療などで不利益となることはございません。

研究課題名 腸内細菌科細菌菌血症においてESBL産生菌が関与する因子、予後、抗菌薬コスト及び抗菌薬感受性を評価する後方視的観察研究
研究機関の名称 焼津市立総合病院
研究機関の長 病院長 関 常司
研究責任者 薬剤科 加藤 純
研究目的 細菌が産生する基質拡張型ベータラクタマーゼ(ESBL)は、ペニシリン系抗菌薬やセフェム系抗菌薬を分解する酵素であり、本酵素を産生する細菌に有効な抗菌薬は、カルバペネム系抗菌薬など一部の抗菌薬に限られている。 現在、ESBL産生腸内細菌科細菌(ESBLE)は、市中感染及び院内感染の起因菌の一つとして問題となっており、薬剤耐性(AMR)対策アクションプランにおいてもサーベイランスの対象となっている。 今回、腸内細菌科細菌菌血症において ESBLE が関与する因子、予後、治療に要する抗菌薬及びそのコストならびに抗菌薬感受性を調査し、これを明らかにすることを目的に研究を実施する。
研究期間 倫理委員会承認日から2023年12月31日
研究の方法

腸内細菌科細菌菌血症患者及びその腸内細菌科細菌に関する情報を診療録より後方視的に収集する。得られた解析結果より、ESBL 産生菌が関与する因子、予後、抗菌薬コスト及び抗菌薬感受性を探索、考察する。
結果は、患者が特定されることのないよう個人情報を保護し、関連学会あるいは学会誌等で発表する。また、共同研究機関や地域の医療機関と共有する

対象となる患者さま

2021年4月1日から2023年3月31日までに各共同研究機関に入院した患者で、腸内細菌科細菌菌血症の患者(血液培養から腸内細菌科細菌が検出された患者)を対象とする。

研究に使用するデータ

年齢、性別、身長、体重、原疾患、基礎疾患、既往歴、併用薬、バイタルサイン、治療経過、臨床検査値及び細菌学的検査結果

方法

調査は共同研究機関内で行う.収集した情報は匿名化し、本院研究代表者に電子データにて送付する.研究代表者は情報を集約し、解析を行う。

研究方法などの閲覧 開示可能な範囲内で研究方法などの閲覧が可能です
備考 今後、共同研究機関を募り、多施設共同研究として実施することを検討している
問い合わせ先
担当者
所属 氏名:薬剤部 加藤 純
電話:054-623-3111

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