/ スタッフインタビュー
病院長
当科は、経験豊富な医師が最適な手術と丁寧な診療を行っています。
当院の外科の特徴は、複数の医師がチームで診療を行い、特に手術に関しては、10年以上の経験を有する外科医が必ず手術に入ることにより、日本の標準的医療を遂行している点です。
また手術に関しては、予定手術だけでなく、緊急手術に関しても、休日や昼夜を問わず積極的に対応するようにしています。
現在、手術の方式として、開腹手術、腹腔鏡下手術、ロボット手術があります。
当院ではいずれも行うことができますが、それぞれの方式には、利点欠点があります。 患者さんの年齢、状態、病気の進行具合、既往歴などから、どの方式でやるのが一番、安全で確実か、また体に優しいかを検討して決めています。
ですから、必ずロボット手術をお勧めするわけではなく、他の方式をお勧めする場合もあります。
傷の小さい手術としては、腹腔鏡下手術もそうですが、ロボット手術は、腹腔鏡下手術にはない、いくつかの機能があります。
それにより、外科だけでなく、泌尿器科、婦人科でもそうですが、骨盤内という限られた空間内で精緻で安全な手術ができる点だと思います。
手術に限らず、外来、入院の通常の診療において、患者さんやご家族に口頭だけでなく、文章や図を用いて、治療について説明を行うように心がけています。
また標準的治療という観点だけでなく、高齢化社会、地域医療といった、現在の時代、地域が抱える問題も考えた上で、日頃の診療を行うようにしています。