感染管理室主催 研修会・講演会 参加記録

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令和元年度

令和元年10月30・31日 院内感染対策研修会

「結核・インフルエンザについて ~その咳・その熱、大丈夫?~」

講師:臨床検査技師 石原美弥子
   感染管理室認定看護師 小島太

〈講義概要〉

今回は、結核と例年流行するインフルエンザ感染症に関する内容を各部門からお話しさせていただきました。
結核は昔の病気ではなく現在も日本国内で蔓延していることや、外国人労働者による発症者の増加など、当院においても適切な対応が求められます。
インフルエンザに関しても今年度の動向においては、流行まで至りませんが通年性に変化してきている傾向があります。職員一人一人が適切な対応を実施し、感染拡大防止へとつなげていければと思います。

〈参加者の感想〉

  • あやふやな知識が明らかにできたように思います。定期的なセミナーは大切
  • インフルエンザはこれから流行するので気を付けたいです
  • 結核検査についてあまり検査とか詳しく知らなかったので、教えてもらってよかった

様々なご意見ありがとうございました。今後の研修に生かせるようにしていきます。

感染管理室認定看護師 小島太

令和元年6月27・28日 院内感染対策研修会

「接触予防策を見直そう! ~あなたの予防策は大丈夫?~」

講師:臨床検査技師 石原美弥子
   感染管理室認定看護師 小島太

〈講義概要〉

今年度の第1回院内感染対策研修会は、標準予防策、接触予防策に焦点を当てた内容で開催いたしました。
近年、多剤耐性菌のアウトブレイクがニュースで取り沙汰され、当院においても対岸の火事では済まされません。いかにして院内でのアウトブレイクを抑えるかと考えたときに、標準予防策、接触予防策が重要です。以上の対策を実践するためには、職員一人一人の行動意識を高めていくことも重要です。
今回の研修をきっかけに、自分たちの普段の行動を振り返り、職員一人一人の感染対策に対する意識の向上や感染対策への実践に繋がればと思います。

〈参加者の感想〉

  • 基本的なことだが、毎年やってもらうことで改めて気をつけようと思える。
  • 一人一人が個々に意識して行動がとれるよう働きかけていきたい。
  • 菌やウイルスも次々と新しく変化するので、十分に手指衛生を行うように気をつけます。

様々なご意見ありがとうございました。今後の研修に生かせるようにしていきます。

感染管理室認定看護師 小島太

令和元年5月10日 焼津感染症セミナー

「感染症診療の原則」

講師:関東労災病院 感染症内科  部長 本郷偉元医師

〈講義概要〉

毎年、新年度に切り替わり新入職者もようやく職場に慣れてきたこの時期に、感染症内科の医師である関東労災病院本郷偉元先生をお迎えし、「感染症診療の原則」というテーマで講義をお願いしています。2010年から始まったこの「焼津感染症セミナー」も今年で10年という節目を迎えました。
今回の講義では、感染症診療の原則としてやるべきことや経口抗菌薬について、また、現在全国的にも不足しているセファゾリンナトリウムの対応についても、お話ししていただきました。研修医・医師寄りの講義内容ではありますが、看護部、診療技術部、外部医療従事者の参加者も多くみられました。

〈参加者の感想〉

  • AMRを考慮に入れて抗菌薬の選択を行いたいと改めて感じました。(医師)
  • 二年目の講義だったが、一年目の時とかなり印象が違った。今後一生抗菌薬は使うので、今回の講義で得た知識を活かしていきたい。(研修医)
  • Nsも検体採取に大切な役割があることを改めて学んだ。(看護師)

感染管理室認定看護師 小島太