■褥瘡とは
褥瘡(床ずれ)は体の接触面から受ける圧迫によって血流が障害され、組織が壊死を起こす病態の事を言います。自力で寝返りができない、オムツで排泄をしている、著しく痩せている等が当てはまる方は、褥瘡発生リスクが高い患者様と考え体圧分散寝具を使用したり、体位変換を行ったり、愛護的なスキンケア等を行い褥瘡予防に努めます。また、褥瘡をもって入院された患者様には褥瘡が早期に改善するよう、医師と連携を取りながら適切なケアを行う様にしていきます。
■褥瘡対策委員会構成メンバー
医師 2名
看護師 15名(皮膚・排泄ケア認定看護師 1名)
薬剤師 1名
管理栄養士 1名
■主な活動内容
・ 年1回院内全体研修実施
・ 褥瘡対策委員会による褥瘡カンファレンス、回診の実施
・ 高機能エアーマット使用状況確認と有効利用の確認
・ 各病棟の褥瘡対策委員による、褥瘡対策ラウンドの実施
・ 委員の知識向上のためのミニレクチャー実施
■褥瘡回診
褥瘡回診は、褥瘡対策委員会構成メンバーで行っています。患者様の褥瘡処置方法やケア方法など、それぞれの各職種の専門性を生かしディスカッションをすることで、患者様により良いケアが行えるようにしています。
また、皮膚・排泄ケア認定看護師が各病棟をラウンドし、患者様のケアをタイムリーに行えるよう病棟スタッフに指導しています。
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