痛くないMRI乳がん検診

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新しい乳がん検診「痛くないMRI乳がん検診」の紹介

「痛くないMRI乳がん検診」を2019年3月より開始しました。「痛くないMRI乳がん検診」は、DWIBS(どぅいぶす)法というMRIの撮影技術を使用しており、公立病院での運用は当院が全国初となります。

乳がん検診とコロナワクチン接種の間隔について

新型コロナワクチン接種後に接種側の脇の下や首のリンパ節が一時的に腫れることがありますが、乳がんによって起こりうるリンパ節の腫れとは異なるものです。
日本乳癌検診学会は「乳がん検診はワクチン接種前、またはワクチン接種後4~6週間の間隔をおいてから受けることが望ましい(2022年10月)」としています。

2020年4月より人間ドックのオプションとして受けられます

痛くないMRI乳がん検診 認定証画像

痛くないMRI乳がん検診とは?

「痛くないMRI乳がん検診」は、2018年10月に稼働を開始した最新の3.0T MRI装置を使用します。
当院ですでに運用している「総合がん検診」でも使っている「DWIBS検査法」を、乳腺領域に特化させ、さらに高精細に撮像を行う新しい乳がん検診です。
その特徴は、「被ばくしない」、「痛くない」、「つぶされない」、「さわられない」検診です。

DWIBS検査の紹介はこちら

痛くないMRI乳がん検診の良いところ

(実際の撮影は男性技師が行う場合があります)

被ばくがゼロ(MRI検査のため)

若い女性の方でも安心して受けられます。
何回も繰り返し検診を行っていただくことが可能です。

痛みがない・つぶされない

うつ伏せで寝ていただくだけの検査です。
造影剤を使わないので、注射はありません。
器具で挟んだりすることもありません。

見られない・さわられない

検査着のまま検査を行いますので、乳房を見られることもありません。

両方の乳房を同時に撮像することで時間短縮

撮像時間は、約20分と短い時間で検査が終わります。

高濃度乳腺(デンスブレスト)による影響を受けにくい

日本人に多いとされる、高濃度乳腺※に対して、検出率低下を最小限にできます。

※高濃度乳腺(デンスブレスト)とは?

乳汁を産生・分泌する組織である乳腺組織がよく発達した乳房のことをいいます。この高濃度乳腺自体は「異常」ではありませんが、マンモグラフィでの検査では全体に真っ白に描出され、病変の発見が難しかったり、乳がんのリスク因子(中等度)といわれています。

乳腺密度の違いによる画像比較
(DWIBS法では高濃度でも影響を受けにくいことを示している)

死角の少ない検査

有効感度範囲が広く、まんべんなく撮像していきます。

次のような方にお勧めします

  • 乳がん検診を受けたことがない方
  • マンモグラフィでの検診に抵抗のある方
  • 血縁者に乳がんになったことのある人がいる方
  • 高濃度乳腺(デンスブレスト)と言われたことのある方

痛くないMRI乳がん検診を受けるには

検診は完全予約制です。また、診察はありません。
ご予約は健康管理センターまでご連絡ください。2週間先以降の日付分からお受けしております。

  • 検診は、月経開始後2週間以内が最適です。(閉経されている方はいつでも可能です)
    結果と画像CDーRは、受診から2週間程度でお送りします。
予約申し込み

平日12時~16時の間に、健康管理センターまで電話またはインターネット、来院にてご予約ください。(完全予約制)

電話番号 054-623-3111(代表)

インターネット予約はこちら

ご予約から検査当日までの流れ

〈受診できない方〉

  • 妊娠している方、妊娠の可能性のある方
  • 体内にペースメーカーが入っている方
  • 乳がんの治療中または経過観察中の方

〈注意点〉

  • 授乳中の方は乳腺が豊かになるため、精度が下がります。
  • 人工関節など、体内に金属がある方、入れ墨やアートメイクをしている方は、1.5T MRI装置を使用して検査を行う場合があり、精度が若干低下することがあります。また、入れ墨やアートメイクは、やけどや変色をする可能性があります。
  • 「無痛乳がん検診」は最新の技術を用いた検査法です。関連学会等ではこの検査法についてのエビデンスはまだ得られていませんが、当院ではその有用性にいち早く着目し、検診等に取り入れています。従来の検診と組み合わせて受けることでより有用な検査となります。

*エビデンスとは・・・証拠、有用性

料金のご案内
(令和7年度の料金です)

痛くないMRI乳がん検査

29,800円(税込)