焼津市立総合病院

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診療技術部

 

中央放射線科

99mTc-MIBI (テクネミビ)による副甲状腺シンチグラム
 99mTc-MIBIは心筋血流シンチグラムに古くから用いられていましたが、最近副甲状腺シンチグラムによる同機能亢進症の診断に使えるよう効果、効能が追加されました。早速、副甲状腺機能亢進症の診断のため使用してみましたところ、とてもクリアーなシンチグラムを得る事ができました。

 99mTc-MIBIが使えなかった時は99mTc(テクネ)パーテクネテイトと201TlCl(塩化タリウム)を用いることで同診断用シンチグラムを行ってきましたので、比較して見てください。(同一患者様)

 が副甲状腺です。1)Tc-MIBIははっきりと位置、大きさが捉えられています。2)従来法では淡く診断的には非常に微妙な集積です。

1)Tc-MIBI


2)従来のTl-Tcサブトラクション
         Tc-MIBI検査方法
  • Tc-MIBIを肘の静脈から注射します。
  • 15分後にベットに仰向になり、30分程撮影します。
  • 120分後に後期像の撮影を同様に行います。
  • 一度の静脈注射で検査を行います。
  • 静かに寝ていてもらうだけで、とても楽な検査です。
    Tl-Tcサブトラクション検査方法
  • Tcパーテクネテイトを肘の静脈から注射し、30分後TlClを同様に静脈注射し、ベッドに仰向けになり30分程撮影します。
  • 120分後、後期像撮影を同様に撮像します。
  • 合計2回の静脈注射を行わなければなりません。

 MRI、CT、超音波(エコー)検査と比べても異所性病変に対しては正確度、陽性率ともに優れていると言われています。 3)頚部MRI画像

 

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